Diary 2008. 1
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1月4日 (金)  テレビ朝日開局50周年

お正月早々「ボヤキ」から始めてしまうが・・申し訳なく思います

テレビっ子の僕にとって、正月番組はワクワクするものであって欲しかったが、残念ながら今年も新鮮な番組は少ない。
クリスマスの明石家サンタのように定番は定番で良いのだし、特別企画もそれはそれで良いのだ。

が、しかしやで・・
生はもちろんのこと、年内に撮った年明け番組の「おめでとうございます」の雰囲気が全然出とらんやないか!(とにかく番組の中だけで面白がるんは辞めてくれと言いたい)

テレビ朝日開局50周年記念特別企画 地球危機2008などは、かなり楽しみにしていた番組のひとつだったが、これまた残念無念。
古館さんには悪いけど「何気なく暮らしているいる人たちへ」というサブタイトルがテレビマンの「世間知らずさ」を物語っている。

ボルネオ島に多部未華子っちゅう子どもを金かけてテレビクルーとわざわざ一緒に行かせて、現地の樹木を伐採するオッサンにインタビューさせた言葉が「木を切るのを辞めないんですか?」「お金のためにだけで・・」やでぇ!

日本人ちょっとおかしいよ!
しかも真面目にすればするほどオカシい。
自国をええ加減、切りクチャにしといて挙げ句の果てにボルネオに注意しに行っとるがな。
しかも現地人は「金のため・日本のため」って言うてるのに。

現地のオッサンが言うとった
「わしらも日本ぐらい自然破壊して、お金も儲かったらこんなことせえへんがな、オランウータンも楽さしたるがな、大きなお世話や!」って・・

当然そんなオンエアは無かったが、僕の目にはそう映った。
(嗚呼、また今年も前途多難な気配がするなぁ・・)


1月7日 (月)  少年が通り魔?

東京の「叫びながら通行人に百円ショップで買った刃物で切りつける」という事件を見て、たまたま「通り魔」を和英辞典で引いたら、その引用が「今日の午後新宿で包丁を持った男による通り魔事件があった」

「少年」「刃物」と聞くと、数年前の高速道路バスジャックで、特殊部隊が閃光弾を投げ入れ鎮圧した事件を思い出すが・・

数十年前に神戸でこんな事件があった。
場所は新開地で日本刀を振り回す中年の男が通報で駆けつけた警官たちに囲まれていたのだ。

しかし当時の警官たちは拳銃を使わず、携帯していた短い樫の木の警棒で立ち向かっていたため、なかなか男を取り押さえることが出来ず、警棒を握るその手元は振り回す日本刀で傷つき血だらけになっていた。

野次馬も集まって「可哀想に」などと発する声に、見るに見かねたのかその場にいた僕の母親の弟が「どけどけ〜!」と大声で両手を上げ怒鳴りながら割って入り、日本刀を振り回す男に近づいて行った。

しかし振り上げた両手には、そこら辺に止めていた自転車をしっかりと持っていた。
そしてその自転車を犯人めがけて放り投げたのだ。

日本刀を振り回していた男も、頭の上から飛んできた自転車にはさすがに驚いたのか持っていた日本刀で避けようとしたのか車輪のスポークのすき間に、すっぽりと手に持っていた日本刀が挟まって尻餅をついてしまった。

その隙に男は警官たちに取り押さえられ、のちに伯父は警察署から感謝状を頂く結果になったが、その伯父は、傷害などの事件でなんと!前科七犯なのだった。

しかも、この事件は新聞にすら載らなかったのである。


1月10日 (木)  姥捨(うばすて)山

子が年老いた親を山へ捨てに行くが、捨てられる親が子の帰り道に迷わぬよう木の枝を目印に折っていったという、捨てられる身でありながらも子を思い、その優しさに気付いた子が「こんなことをしてはいけない」と考えを改める話で、長野県の姨捨(おばすて)山の伝説が有名である。

「人生50年」と言われた頃から百数十年後の現在、医療の発達などもあり日本が最長寿国となっている。

がしかし、
専門家が唱えるように、元々人間の身体は5〜60でピークを迎えるのに対して、寿命だけが延びてしまっているそうだ。
だから60歳を過ぎた頃から身体のあちこちに無理が生じて来るのは自然なことであるとも言っている。

「全身に火傷を負った84の老女が救急車で病院4軒にたらい回しにされて死亡した」といった記事や、「90代の母を60代の娘が介護する中、動けなくなって・・・」という記事がテレビで取りあげられていた。

長寿国である我が国で医療過誤も問題視されているが、
そもそも80を過ぎた老人が全身火傷に耐えうる(火傷の状態もあるが)体力があるのか?が問題であると思った。

不自由な身体のまま、老後を余儀なくされている老人に対して、「自然姥捨て山現象」が起こっているのではないのかが重要なこれからの課題であり、これからの福祉制度は「介護」よりも「介護予防」が必然になるのではないかと言えるだろう。


写真は老齢化の進んだ兵庫で、震災から手つかずの市場を取材する記者とカメラマン。

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1月16日 (水)  震災都市、神戸より

今年の成人式は旧成人の日に最も近い1月14日だったと、昨日に知人と話したあと、13年を迎える震災の話題になった。

今年の新成人は、バブル期と言われる日本が好景気の絶頂時に生まれた。
しかし物心がついた頃にはバブルは崩壊しており、「首つり自殺」「一家心中や離散」「夜逃げ」などと、ろくな思い出がなかったと思う。
さらに神戸の子どもたちは震災も経験した。

それだけではないだろうが、ここ数年の成人たちは、たくましく、しかも物事の本質を解ろうとする気質が備わっているように思える。
あまり見栄を張らないがポリシーは持っているのだ。

震災時は老若男女を問わず、アスベストが舞う中を過ごしながら暮らしていたので、いつ肺浮腫のような病気が発病してもおかしくはないのだ。

もちろん「アスベストを吸っているかも知れない、気をつけよう」という報道は聞いていたが、その時を生きるために必死だったので耳をかす余裕がなかったのが事実である。

あるテレビ番組で今年の新成人は、携帯電話の無い時代を知らずに育ったと言っていたが、今の小中学生は震災もほとんどが知らない。

安倍前総理が「戦後レジュームからの脱却」とか言っていた。
震災直後の町並みを見て僕も、終戦直後のような雰囲気だと解釈はしたが、本当の戦争は知らないし、戦後レジュームも体験してはいない。

ただ僕の住む街は震災の後、県の河川工事に伴う大水害を2回も余儀なく経験させられているためか、この13年は災害の復興、復旧に明け暮れた。

神戸市が空港や地下鉄に着手する中、様々なテーマパークを閉鎖して無用化させて行くのを横目にしながら、
自分の事業の崩壊をただただ見守るしか出来なかった辛さだけが今も残っている。

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1月21日 (月)  文科省センター試験の廃止

「センター試験は廃止します」
公約ではないが、民主党の山口つよし議員が以前に番組で発した言葉である。

「現行の入試試験の内容で進学や能力を決められる受験生たちが可哀想である」と、今回も騒動を及ぼしたセンター試験を筆頭に、知識にもならないその時だけの勉強は付け焼き刃方式で何の役にも立っていないことを、力強く語ってくれた。
(僕も全くの同意見だ)

まず、出身校は人を推し量るものではないし、今の日本の入学の合格発表で喜ぶのではなく、これからは最低「卒業の決定発表」で満足してもらいたい。

あまりにも学歴の優劣だけで、一喜一憂したり信用したりする現代の慣例を、一新しなければいけない。

いつまで続ける?文部科学省!(怒)


1月23日 (水)  生活保護と国民年金

国民年金(最高支給額)6、6万円と生活扶助金8万円(都市部)を比べているのをよく目にするが、支給金額だけを比較するのはどうかと思う。

扶助金は母子家庭や身体の不健康などで仕事が出来ず収入が低い(または無い)者に支給されるが、国民年金は高齢にならないと支給されない。
年金をもらえる年齢に達しても、けがや病気を患って収入が少ない者は即、生活扶助に切り替えた方がよい。
生活扶助は都道府県により差はあるが医療費負担は無く、年金や介護保険料の支払いがストップされるのである。

生活扶助を受けるのなら地元役所の福祉の保護課へ申し出るのだが、まず財産は全て無くなるまで処分して、親戚縁者が誰一人援助出来ないという証明書に全員の記入捺印をして貰ってから申請を提出せよと言われ、それが済んでから審査される。
しかも、その後の私生活をずっとチェックされるのも仕方ないことだ。

年金受給者は賞金や労働で得た収入をプラスして所得出来るが、生活扶助受給者の収入は全てマイナスされるのも大きな違いの一つである。

しかし、ここで言いたいのは生活扶助を「人助け」と称して「受けさせてやる」と斡旋している者がいることである。
無償で本当の「人助け」ならば良いだろうが、住むところまで提供して、受給者の上前をはねたりするのである。

仮病で医師の診断を取りつけ、困った振りをして、お金だけ貰って働かず、遊んでるような者でも受給されている。
また、受給者と手を組んで裏金を作る役人やケースワーカーがいるのも放っておけない。
それらの現状を一日も早く止めるべきだ。

生活保護制度の目的は、海外に居る日本人の生命を日本政府が守るというように、生活が出来ない者が生きるための扶助であり、労働をせずに受けれるものではない。

このような制度が出来る以前から
「働かざる者食うべからず」という諺があるが
働けない者を
差別したり、見殺しにしないのが人間本来の温情なのである。

写真はふしぎ発見に出ていたネッシーを44年追い続ける研究者

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1月25日 (金)  アレルギー性鼻炎\花粉症

今年は昨年の3倍の「スギ花粉」が飛んで来ると予測されている。
冬を迎える度にインフルエンザと花粉症が「前門の虎、後門の狼」のようにセットでやって来る。

この冬のインフルエンザには僕もやられてしまったが、スギ花粉症の対策は一応万全だ。

もともとアレルギー性鼻炎だった僕は、市販の鼻をシュパシュパとする鼻炎薬を年がら年中手放せなかった。

しかし、ここ十数年は「しそ茶」のお陰でまったく怖くなくなった。
もちろんマスクなんて必要ない。
なんせ、スギ花粉症を発見した医師が考案したのだから間違いないだろう。

「しその免疫効果と茶の作り方は」
毎年の11月から12月にかかる時期に、マグカップ3杯くらいを1週間続けて飲むと、1ヶ月程度で体内にスギ花粉に対する免疫が出来、効果は数ヶ月保たれる。

1、しその大葉100枚パックを購入(安い時期に買うと良い)。
2、大葉10〜13枚を1リットルの水と一緒に10分間弱火で煮出すと出来上がり。
3、熱いままでも冷めてからでもよいが毎日作って1週間飲み続けることが大切。

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1月30日 (水)  中国で使われている農薬

今回の騒動はまるで薬品テロみたい


1月31日 (木)  天洋食品

天洋食品の農薬入り餃子の報道を見て僕まで気分が悪くなり目が回った。
「とうとう出たか!」
前回の大腸菌と農薬では訳が違う。
大腸菌は加熱で100%無くなるが農薬はそうはいかない。
以前問題になった農薬「パラコート」などは無差別殺人事件に使用され即死の死者が出たほど強烈なものが多いのが農薬だ。


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