Diary 2008. 2
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2月2日 (土)  敗者復活戦

お役人や議員と、行政府の中には、自分たちの甘さ、緩さに全く気付いていない方々が多過ぎる。
今はそれを早く分かって貰おうとする努力を、我々有権者が「決意」として持たなくてはいけない時だ。

国側は勝者で、我々は全くの敗者になってしまっているのが現実だから、これから行うのは、言わば「敗者復活戦」なのだ。

間違ったエコ対策を押しつけられたり、計算式だらけの税徴収に年金など、毎日のように報道や発表がなされているが、聞いてるだけで頭が痛くなるような説明ばっかりだ。

僕も理解しようとして頭が痛くなったが、やっとこさ整理出来たので、結果を噛み砕いて説明しよう。

が、しかし、
ここで全部書き込むのも多過ぎて、あまりにしんどいから、爆談メールbakudanhoso@msn.comを使って何でも聞いて欲しい。
完全に回答するので、手抜きとは違うでぇ!


2月4日 (月)  良いものが売れるのか、売れているから良いものなのか?

大企業のJTはタバコ以外に手を出し、コープは「安全」を唱っているが期限切れの牛乳など気付かずに平気で陳列している。

いずれも企業は食品を扱うには向いていない。
仕入れや加工を集中しないと儲からないから、いくら「管理している」と言っても限界をかなり過ぎている。

安いものを高く売らなければ、あんなに大きな企業に成長はしないだろう。

今回の農薬騒動で分かったと思うが、結局は中国で作らせ「手作り」などと
言いながら自分の会社名を貼り付けて売っているに過ぎない。

ダイエーの創業者の故中内氏も「ある程度大きくなると自分の目が届かなくなる」と言うように、食べ物はやはり作っている者や販売している者が一緒になって売っているところで買うのに限るのだ。

個人商店の「味」には、美味しさだけでなく親切や優しさも含まれているものが多い。

スーパーで売っている餃子も市場で食材を買って自宅で作る餃子も、餃子に変わりはないのだが、中身は絶対に似て非なるものであることを、今回は身を持って知らされたのだ。


2月5日 (火)  比較

人は人と比べるのに、何をもって較べるのか!
もしも較べるのであらば、全てをもって比べよ!


2月11日 (月)  家族の始まりは絶対に他人から!

「血は水よりも濃い」というが、その血縁(家族)の一番最初は、誰がなんといっても「アカの他人」である男女からしか始まらないのである。
だから家族の最少単位は親子でも兄弟姉妹でもなく「夫婦」なのだ。

夫婦が別れて実家へ戻るというが、その実家も最初は全て他人同士の父母から成り立つ。

熟年離婚ブームかなんかは知らないけれど、いくら別れても元は夫婦で、子供がいれば親には違いない。
その親である夫婦が死別などで片親になり、子連れで再婚し子供も新たな親だと認めれば、それもまた完全なる家族ということになる。

それらのことを踏まえて考えれば、親友も家族と同様に考えられる。
現に親兄弟や伴侶よりも、気の合った友人に打ち明け話をする事が多かったりするのがその証で、その時点では友や同僚を慕い、家族と同等のつき合いや信頼をおいているのである。

もっと簡単に言えば、お互いが「家族」と認めれば血なんか通ってなくても、もうそれは立派な「家族」となるのだ。


2月16日 (土)  埋蔵金や裏金、使い込みを許すな!「国民に税金を返す」新法案

税収で膨れ上がった国の会計。
一旦入ってしまえば「もう自分たちのものだ」とばかり、二度と国民の手に戻さぬ各省庁の役人たち。
その税金をどんなに無駄に使おうが、彼らには一切の処罰がない。

そんな官僚たちに喝を入れるべく、新法で「国民逆税徴収制度」を新機関として立ち上げるのだ。

内容は
各都道府県の自治体に公務員とは全く関わりのない者で構成された監査員を配置。
裏金や無駄遣い、天下りや不必要な公益法人などを市民オンブズマンらとの連携により徹底的に追求し、見つけたら即没収、解雇、解体などを行うのだ。

これにより「無駄ムダ無駄」が減って、清く正しい国民だけが残り、安心して暮らせるようになるのだ。

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2月20日 (水)  イージス鑑衝突事故

イージス鑑が事故をすると報道も過剰だ。

「真っ二つ」?などと表現にやや問題が残る報道がなされていたが、今回の事故は明らかに慣れから生じる「わき見操船」だ。

「お互いが気をつけていれば」というのも尤もだけれど、海難事故はしょっちゅう起こっているし、ラインが引かれ信号機が付いている陸の交通事故の方がずっと多い。
どうしたって起こり得る事故だった。

これからは一般漁船らと自衛鑑や大型船舶はもっと離れて操船するのが賢明だろう。

「長年やってるから大丈夫」という考え方は得てして逆の行動をおこしてしまう場合も多い。

数年前、学生を乗せて四国から出航した日本の船が、ハワイ沖で米鑑との衝突で沈没し、多くの犠牲者を出したときの海難事故を思い出す。


2月23日 (土)  頑張れ!橋下徹 森永卓郎


今日の橋下府知事の記者会見をテレビ中継で見て感動した。

まだまだ先の見えない財政赤字をかかえての会見に臨んでいたのだが、質疑をする記者の中にも新知事の失敗を願っているかのような嫌な者もいた。

「原則ゼロ」と言っているのに「完全ではないのか?」というような質問だ。
僕なら「原則の意味も知らんのか!」と切れてしまいそうなところだが、淡々と説明する姿は立派なものだ。

それを中継していたテレビ画面には「完全生中継」と出してたのに、途中で止めてCMを挟んでたやないか!

そう言うもんや「原則ゼロ」は。

今更足の引っ張り合いは止めて、もっともっとみんなで応援して一丸とならんと恥ずかしいでぇ!

次は神戸やぁ(悩)
我らが森永卓郎さん!
なんとかしてぇ〜!


2月28日 (木)  文明の利器

テレビっ子の僕にとって情報の半分はテレビから得ている。
新聞は読むが週刊誌はめっきりで、その分パソコンのモニタを見ているが、これがまた良くない。

一時期、ワープロにテレビにパソコンやモバイルと画面ばかりを一日中(10時間以上)見るのが続いたとき「テンカン」のような症状を起こし、救急車で病院へ運んでもらったことがある。
その病院でCTスキャナーやら心電図、エコーと検査して「一時的な高血圧」と診断されたのだが原因ははっきりしないらしい。
はっきりしてるのは何処もかしこも「電磁波づくし」ということだった。

話は変わるが、
なぜロス疑惑の三浦は「カズヨシ」でなく「元社長」なの?
朝青龍に「死ねコノヤロー」と言われたカメラマンは何処のどいつだ?
イージス鑑事故やらでいつも大臣の更迭を促す野党だが、言うなら言うで、なぜ任命した総理を選んだ自民党の有権者の責任だと、一足飛びに行かないの?

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2月29日 (金)  神戸紀行B

ここ十年、他府県の人に神戸を尋ねると、震災の都市というイメージが多く返ってくる。
確かにあの大地震の傷は今も癒えることなく残っているのだが、神戸市内の面積だけで考えると実際には半分は大きな被災を受けていないのが事実である。

他にも、「神戸空港」「明石海峡大橋」「ヤクザ」「港街」「お洒落れ」「神戸牛」「夜景」などが、よく聞かれる。

古くから京都、大阪、神戸の三都市を顕す言葉に江戸の八百八町を文字って八百八寺(京都)、八百八橋(大阪)、八百八坂(神戸)などというのがあり、「京の着だおれ」「浪速の食いだおれ」「神戸の履きだおれ」と、靴の街のイメージもあるようだ。
今回はその三都を市場で結んだ錦、黒門と並ぶ神戸新鮮市場を紹介したい。

今、少子高齢化の日本で、神戸の兵庫区ほど老人の密度が高い街は無いと思う。
住宅も65歳以上の方が4分の3を占めるほど多く、神戸新鮮市場に来ている老人の割合は過半数を超えるだろうと思われる。
「神戸の台所」というキャッチフレーズもあるが、完全なる老人福祉市場だという人もいる。

実際に神戸で生まれ育った人や近隣に住む人たちが初めて訪れたとき、「こんな市場見たこと無かった!」「めちゃ楽しい!」と口々にして帰って行く。
その証拠に今でも日々、一万人ほどの利用客がある(ピーク時の年末は一日10万人を超えていた)のだ。

総店舗数は500店舗を超え、西日本一の集客力は今でも衰えていない。
品の良いオッチャンやオバチャンもやたらと多く、今の僕から見てお母さん世代の人が生き生きとしている市場街なのだ。

高齢者だけではないが、女性を虜にする魅力がこの神戸新鮮市場にはあり、行く行くは高齢者が居着く街、「高齢者天国」に成り得るだろう。

お爺ちゃんが亡くなって子供も離れていった孤独なお婆ちゃんたちが、孤独を忘れて楽しく生きて行けるコミュニケーションがこの市場の真の特徴になっている。


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