10月1日 (土) これからの輸入牛ってどうなるの?
今年の春に中国総領事館を訪れ、総領事に謁見(えっけん)したときの話しである。 目的の内容はアメリカから牛肉の輸入が出来ない現状下で、中国との和牛と中国牛の貿易を試みるといった要望を申し出るものだった。 中国の経済商務担当の方々も愛想良く要談に応じてくれて、良い方向へと話しは進み、論点としては日本サイドの中国牛の輸入に対する緩和と中国に対して日本からの牛の専門知識、飼育、繁殖の指導の提供に及んだ。 次回からの打ち合わせ日程や日中両国における貿易緩和の見通しについての会談に至り、その日は帰路についた。 その直後に、現在まで続いている日中間の不穏な問題が起こった。 中国サイドには仕方なく「現在の日中問題が改善されるまで、案件は保留に・・・」と丁重に断ざるを得なかった。 今も続く、中国民らの反日感情の改善を少しでも早くおさめたいと考えるのは大半の思いであると言える。 そんな中、現在も中国の青島(ちんたお)で日本向けの中国産野菜に使用する農薬の分析をして認可する作業を強いられている僕の知人はこう語っている。「中国の農薬は危険なものも多く、我々の許認可無しに散布や使用は出来ないが、1週間も経てば新たな農薬を作り出して来るので、毎日がいたちごっこのようだから、もう会社(公司)を引き揚げて帰国したい」とこぼしているのが現況である・・・
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10月8日 (土) 政治家はつらいよ!
今日、山口つよしさんのHPを見ていて、以前、番組の中で我々の爆談工房の1階に中国人女性3人が住んで居た(住まされて居たと言った方がいいかな)のを放送したことを思いだした。ワゴンタイプのタクシーで連れて来られて半年毎に入れ替わり入ってくる中国人女性たちの所へ、同じく中国人男性が2〜3人毎日のようにやって来る。 狭い空間の一室(台所や風呂場?)で真っ昼間から、お盛んにセックスに励んでいる声をやむなく聞かされていた(日本でも人口増やして帰るなよ〜とか思いながら…それだけが、窓を開けると目の前に川の清流と山の自然な景色が見える我が工房の最大の汚点!)。それはそれで、病気さえ蔓延させなければ「勝手にどうぞ」の世界であるが・・・ 山口さんのHPでは、国際政治博士、元外務省在籍であるが故に自民党の対米批判や日中問題にも、しばし触れる内容が出て来る。悲惨なのは、その時のコメントの書き込みに対して中国人?や戦争好き(或いは戦争恐怖症)の人達が、一斉にドサーっと殴り書き状態で問答していて、またそれを仲裁する人やなんやで、朝生激論状態?コメント欄ジャックされてしまっていた。しかも当人の山口さんまでがマジに対応したりなんかして(根が真面目ですからし方がないが)たりと、見ているだけの僕には失礼ながら楽しんでしまった。 勿論それだけではなく、多いに勉強になった文言や、「おいおい大丈夫かいな?」とつい思ってしまう節もあったりと、リニューアルされたHPだけに大変面白かったのだ(失礼)。 トップページに書かれている「このままで、いいのか?」というキャッチフレーズを、そろそろ「このままだったら絶対にいか〜ん!」というのに変えた方が良さそうだ。
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10月11日 (火) 真牛(まうし)とは旨い牛肉の鑑定書のようなもの!
今日は旨い真牛(和牛)のすき焼きの美味しい食べ方を紹介しよう。 調理方法や味付けの仕方などでよく「○○風」と言って、その地域を差すのが多く使われる。
牛肉のすき焼きも一般に「わり下」といって予め、砂糖、醤油と出汁を混ぜて、タレとして使用する調理方法が全国でここ数年定着している。 料理研究家に言わせれば「割り下は元来、関東風だから」とか・・・。
そんなすき焼きの調理法が広まり、料理本に載ってある出来上がり写真などから連想して、各家庭や料理店のすき焼きの食べ方が出来上がったのだろう。
しかし、日本中何処へ行っても、誰もが認める食べ方がこの食べ方だと思う・・・
@すき焼き鍋(無ければ鉄のフライパン)に、薄皮の着いていない牛脂(ケンネ)の小塊を乗せて火をつける(中火)。
Aその牛脂が少し溶け出して来たら、牛脂を箸などで鍋に満遍なく塗り込む(この後も牛脂は乗せたままにしておく)。
Bそしてうっすらと脂煙が立ち昇って来た頃に強火にし、すき焼肉を一枚づつ広げて鍋いっぱいに乗せて焼き始めるが、その時火力が強すぎ焦げてしまわないように気をつける(肉汁をわざと逃がすくらいが良いし、焼く時に牛肉の甘い風味も一緒に楽しもう)。
C肉を裏返したらすぐに鍋の片方の端に寄せ(火が弱くなっていたら強くする)、その空いたところに予め用意しておいた砂糖を盛り上げて入れ、その上に醤油を掛けて流し込み、箸などでグルグルっと掻き回し溶け出た脂や肉汁と馴染ませる。 少し(安い)酒を足して充分に肉や野菜が浸かるようにする(その時最初の肉があまりじゃぶ浸けになり、濃い味が肉に着き過ぎないように気をつける)
Dそして1番目にお肉だけをサっと汁に絡ませて頂く(生卵は無くても良いが熱過ぎたり、味が濃過ぎたりした時はある方が食べ易い)。
Eその間に焼き手の一人が、次の肉、焼きふ、白葱、その他の野菜や具材の順に鍋に入れて行く(常に強火で鍋が冷めないように素早く綺麗に盛付けながら入れるのがコツ) ※しらたき(糸コンニャク)はその成分で肉が固くなり、赤く変色したりするので肉と一緒に入れるのは禁物
Fそして砂糖、醤油、酒(酒が無ければ、さ湯でもOK)を手早く入れながら焦がさず、肉を入れ肉汁を出し、野菜やその他に染み込ませて食べて行くのが基本の食べ方である。
当然、肉は先に無くなり、残った具材を肉汁の染み込んだ残り汁で頂く。その時や次の日にうどんの緬やご飯を混ぜて、さらえて食べるのもまた格別である。
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10月16日 (日) 日本が更に面白くなりそうな予感
子供の頃テレビで「地球は一家、人類は皆兄弟!」という(よ〜く考えると恐ろしい)フレーズのCMが流れていた。子供ながらにスポンサーの意図することはなんとなく理解していたのだろうと思う。それは大人になるに連れ、社会の仕組みが少しづつ分かって来た頃、あれは「偽善だったのか…」と気付いて少々ショックを受けた。 「世界」とはそもそも、最近(ここ数十年)になってまとまり出したもので、よく「人類に国境は無い」と、先程のフレーズに良く似た意味合いの言葉をキャッチコピーにしたのを今でも目や耳にするが、「それって理想でしょ?」という、やり切れなく冷めたやり取りもまた聞こえて来る。僕も冷めてはいないが、やはり何処かしこかで線引きをやむを得なくしているのが、国境だと思う。国内でも県境なんて、一体誰がどうやって決めたのだろうとは思うが、言葉は当たり前に通じるし政府が一つなので便利だとさえ思う。 様々に海外の文化に振れるのは、通訳、友好といったものも含めて非常〜に結構なことで、大変に役立つことだと思う。しかし、ある程度まではその道に精通しないと、ただの海外旅行に終わってしまうし、渡航の前に地元ではなく、自国の文化を知ってからでないと帰国子女みたいな扱いになってしまう。それは大いに悲しいことだと僕は思う。 まさに、今でも日本は海外の影響を受け、どんどん変化しつつあり、またトップレベルの偉い人達も「日本と比べて○○国の××は…」と多種多様に都合良く国外の制度や風習を討論やビジョンに持ちだし引用しているのを見ていると「ほ〜」とは思えどなんとなく知識のひけらかしか、或いは自己陶酔した「お方」にしか僕の目には映らなくなって来ている。何が言いたいのか、はっきりとは決まって無いのだろうとさえも思う。 再優先のことは仕方ないが、まず出来る限り自分のしなくてはいけない事の優先順位をしっかりと決めて(決めているという方はそれでいいが)から、行動に移すことを心がけるのがよいと思う。当たり前のことのようだがなかなか決めるのは手間がかかるし案外難しいぞ・・・なんせ、人は結構欲張りな生き物だから。
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10月21日 (金) 取り留めの無い結果
ここのところ急に寒暖の差が激しくなり、朝夕が滅法冷え込んで来たせいか、今まで一度も無かったのにフローリングの床がキュッキュっと音をたて出した。まるで小さな子が履く「鳴る」サンダルのように・・・。木製の建具は梅雨に湿気を含み夏場に膨張する。逆に冬場には締まって固くなろうとする性質がある。普通はじわじわと寒くなって行くから、そうは変質しないのだろうが、地球温暖化などで熱さを引っ張り、そこへ突然寒気が襲って来たものだから天然木などは堪ったものではない。「ふやかすのか引き締めるのかどっちなんだ!」と言わんばかりの悲鳴を挙げたに違いない。 その証拠かどうかは知らないが同じ木製の襖や障子はカタカタ言わなくなって、実にスムーズに本来の働きをするようになり、箪笥の引き出しなども指一本で開け閉めが出来るようになった。はたして良かったのだろうか?やや疑問が残る。 いつも報道を見ていて同じような感覚と印象を受ける。殺人事件あり、人命の救出劇ありと、相反するかのように思えるが、どちらも生身の人間が起し、繰り返されている「天然」の行動なのだろう。同じく大いに疑問が残るし理不尽さを感じる。
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10月28日 (金) 法律の抜け穴
ここ数年は目にしていないのだが「法律の抜け穴全集」とかいった、法律を揶揄したような本がある。 法律・不動産・金融・事件師など様々な職種の者が愛読していたと思う。
しかし別の見方をすれば「違法でなければ・・」という考え方をで、モラルに真っ向から逆らう「悪知恵」を促すモノでもある。
「性善説」「性悪説」どちらを取って物事を推し量るかは、とても困難なこと。
人の意見をよく聞き、あげ足を取るような口達者にならず、道徳を重んじて、もめ事の少ない社会に導くものであって欲しい。
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2005/10 |
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