10月21日 (金)  取り留めの無い結果

ここのところ急に寒暖の差が激しくなり、朝夕が滅法冷え込んで来たせいか、今まで一度も無かったのにフローリングの床がキュッキュっと音をたて出した。まるで小さな子が履く「鳴る」サンダルのように・・・。木製の建具は梅雨に湿気を含み夏場に膨張する。逆に冬場には締まって固くなろうとする性質がある。普通はじわじわと寒くなって行くから、そうは変質しないのだろうが、地球温暖化などで熱さを引っ張り、そこへ突然寒気が襲って来たものだから天然木などは堪ったものではない。「ふやかすのか引き締めるのかどっちなんだ!」と言わんばかりの悲鳴を挙げたに違いない。
その証拠かどうかは知らないが同じ木製の襖や障子はカタカタ言わなくなって、実にスムーズに本来の働きをするようになり、箪笥の引き出しなども指一本で開け閉めが出来るようになった。はたして良かったのだろうか?やや疑問が残る。
いつも報道を見ていて同じような感覚と印象を受ける。殺人事件あり、人命の救出劇ありと、相反するかのように思えるが、どちらも生身の人間が起し、繰り返されている「天然」の行動なのだろう。同じく大いに疑問が残るし理不尽さを感じる。