Diary 2006. 11
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11月7日 (火)  ニュースの賞味期限

食べ物が腐る、或いは味が落ちる時期を示すのに品質保持期限や消費期限など複数の表示方法が義務付けられているが、ニュースにもその内容に世間一般の「話題期限」なるものが存在する。

その線引きは食品とは違って様々だが、よくある「速報」を除けば、テレビもインターネットもラジオ、新聞もだいたいは同じものが順を変えて流されているだけに見える。
テレビ、ラジオでは朝やったものを昼に、昼やったものを晩に、晩やったものを翌朝に・・・

やはり各局各誌「タイムリーさ」にしのぎを削っているのだろうが、そのネタによっての話題期限を決めるには、何を基準とするかが中々難しい。

各ジャンルの新ネタには事尽きないのではあるが、その表現方法にもっと個性を出して欲しいものだ。


11月14日 (火)  カンブリア宮殿(11月13日OA)を観て・・

今回のゲストはサマンサタバサというバッグなどのブランド会社を立ち上げた41歳の社長だったが、コンセプトは海外のセレブなどを起用した日本産で世界へ通用させる…というものだった。

もちろん、当初は国内東京での出店だったし、価格設定が高級ブランドの一歩手前といったところだがかなり高い。
贅沢というよりは、多数の女子社員を雇用したり、あのベッカムの嫁さんのビクトリアをジュエリー部門のデザイナーにとか、ニューヨークにオープンと、華々しさを売りにしたブランド会社だった。

社長の年齢は僕と同じく「奥様は魔女」をテレビで観ていた世代。会場では客席を女性たちが埋めつくしていた。
開口一番に「ダサ可愛いは僕が考えた言葉です」と社長が自己紹介。「人間は感性を豊に!」と(僕と同じ理念を言うてくれたのは嬉しい)
などなど…現段階での成功やこれからのヨーロッパ進出やアジアに展開をと語っていたのだが…

が、しかしやでぇ! 日本発海外へのブランドといっても、もう結構あるでぇ!
僕にはエルメスやグッチ、シャネルやヴィトンら定番高級(といっても高価格ということやで)ブランド品を購入する「買い物病」の人々の心を揺さぶり餌食にするだけの発想やないか!世界共通語となった「モッタイナイ」の精神は何処にいってしもたん?
あ〜悲しいことに、流行ブランドという言葉にのせられ、家族愛をやや忘れ、子育てをほったらかし、援助交際など違法行為に走ってまで、お金を欲しがる人々が、また増えるがな…

CMの金融会社さんたち、「ストップ借り過ぎ」とか「ご利用は計画的に」とか言うとる場合やないでぇ、ストップはアンタらの「貸し過ぎ」で、計画は国民の生活を守ったることや!


11月17日 (金)  交通ルール

最近、信号機の無い普通の横断歩道を渡ろうとする人や細い路地の交差点を歩いている人たちが、自動車が来るのを感じて、やたらとビクビクしているように見える。ベビーカーを押す人やお年寄りなど、特に怯えている。

これは昨今の、側道をあるく園児や小学生に自動車が突っ込んで来たという報道が増えたからではない。
自動車を運転するドライバーに「車優先意識」が強くなって来たせいだろう。

密閉性のある自動車に、年中エアコンを使い窓を閉めきって音楽を聴きながら走っていると車外の風景が異空間にも見えてしまう現象が起きるせいだろう。まるで映像でも流れているように…。

これは大変な錯覚で、道交法には「歩行者再優先」「横断歩道付近で歩行者を見つけると一時停止するか、その通行を妨げてはならない」と習ったはずだ。

昔は「歩行者が先やないか!」と悠然と横断歩道を渡っていた、ご当地の頑固親爺さんも険悪な形相で「早よさっさと行かんかい!」とばかりに手を横に振って待っているのを見ると、なぜか辛〜くなってくる。

それにも増して最近では、クラクションを鳴らしてまで通行人を退かそうとするドライバーも少なくない。
しかも、運転技術の未熟な者やタクシーやダンプの運転手までもがそのような認識の軽薄化に至って来た。

間違い無く、遠慮するのは自動車の方であることを、危険ドライバーたちに再認識させなければいけない!


11月18日 (土)  気になる・・

ソニーの「PLAYSTATION 3」、1台売れるごとに数百ドルの赤字

http://computers.news.livedoor.com/detail?id=54668


11月21日 (火)  623億円を20年で…

連日報道されている北海道夕張市の財政破綻に伴う市民の借金とされている623億円。
市が市民のためと称して使って来たのだが、その大半は無許可、勝手に行政サイドが運用して来た訳だ。

今回のように「ケツに火が着く」まで一般住民が見て見ぬ振り、いわば放ったらかしていたのが最大の原因である。

大阪や神戸も他人事ではない。
住民の反対を無視して造ってきた空港や地下鉄、様々な建造物にイベント、職員の優遇所得など、どれを取っても内容が不明瞭で、行政サイドは一切の説明責任を逃れている。

ではどうすれば良いのか。
まずは選挙に行って、悪徳議員や官僚出身の市長を辞めさせなければいけない。
そして、市民がネットワークを組んで不必要な公務員を減らす。
そうすれば暗躍する談合組織や無知な議員や官僚たちが居なくなり、我々住民の税金が有効利用されていくのである。

これから先、私達の中からそのネットワークを構築しようとする際には、住民が大いに協力して行くことが必要である。


11月25日 (土)  金に屈した沖縄

アメリカ政府に屈した日本政府が、用心棒として税金を使う。
その税金を目当てに沖縄米軍基地を新たに造る。
沖縄県地元では「もっと贅沢したい!」という住民が僅かながら、まともな住民を上回り、
その落ちて来る金の魅力に負けてしまった。
(まぁ、そのうち、そんなこと言ってられなくなると思うけどね)


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