Diary 2006. 12
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12月1日 (金)  井出晋平のつぶやき

2005年の初めの方もプロフィールなど、時々改定しております・・ご確認ください。


12月5日 (火)  つい調子に乗って…

今朝のフジテレビ番組「とくダネ」で政治評論家が、こう言った。

特別会計のガソリン税3兆円を安倍総理が一般財源として使おうとしている問題に、道路族議員などから大きな反発があった。

この件に関して三宅さんが「元々はガソリン税なんだから道路のために使うのが道理では…」とコメントしていた。

が、しかしやでぇ!僕はその道理はちょっと?と思う。

道路は要るけど過剰に造らんでもいい!
排ガスや騒音で迷惑をかけ無いシステム作りに運用!

トヨタ・日産・ホンダの3社の売上げが40兆円なら、それだけ交通事故や地球温暖化に影響を及ぼす物で利益を上げとるっちゅうこと。

儲けた分から、善良な運転手たちの乗る中古車だけでも低公害に格安で改良したる制度でも作ったってくれ。

(最近の評論家のコメントは「開き直り」と「飽くなき追求」を交互に上手〜く使いこなしてるなぁと思う)


12月6日 (水)  知識の未熟な者が知識の無い者へ

美しい苦に日本←(変換キーを押したら最初に出てきた文字だが、揶揄してるようです)

朝から晩までテレビや新聞のトップ記事を見てると、何故か苦しく恐怖になって来るような内容が多過ぎる。
みのさんも小倉さんもバクさんも草野さんも古舘さんも筑紫さんも、皆さん怪訝な顔を見せる。
最近では瀧川クリステルまでもが眉をひそめ出した。

商品の取り扱い説明書やテレビゲームの攻略本の厚みがやたらと分厚い。
パソコン、携帯電話に至っては読んでも解らないので電話で聞く次第、しかもその電話がなかなか繋がらない。

情報が間単に得られるから世間の人は、変な頭でっかち、知識オタクになってしまって、ヤイヤイ言うことだけ覚えてしまった。
しかし、最終的には自分たちの責任逃れ?か、専門家を登場させる。しかもその専門家の言うことが難し過ぎて余計、ややこしくなったりする。

カメラを見つめて「〜ではないでしょうか?」と結ぶキャスターは善人に見えるが無責任だ。
自分の言うことが絶対だ!と言わんばかりの出演者はもっと無責任だったりする。

データやマニュアルや肩書きを重視するが故に、丁度良い按配で言ってくれてる人の意見が素直に受け取れなくなって来ている。(かなり残念だ)

親の言うことよりテレビやネットの方が正しい、だから反抗してしまう。情報について来ないからといって年寄りなんかも馬鹿にしてしまう。(非常〜に悲しい)

もちろん、こんな事ばかりの毎日では無いにしろ、「何でもマニュアル化思考」で生きてる多くの人々に気付いて欲しい。(気付いてくれてたら嬉しい)

(ちょっと宗教じみているが) もっともっと周りの人たちと話し合い、理解し合い、人をみる目や物をみる目を養い、手を繋ぎ、心を開き、分かち合う機会を増やしていくことを・・・。

(ここ数日、暗いニュースが多いから、つい僕の呟きも暗めかな)


12月7日 (木)  何故行かない?

良識ある政府陣が打ち出す「構造改革」。
この提案に逆風をかける、金が最優先意識の強い族議員と悪官僚たち。

過去、長年に渡って「甘い汁」吸って来た悪公務員、悪議員、地元の悪名士たちが「税金の無駄使いの道」を作って来た。

この道を作らせてしまったのも、我々一般国民だった。
既に800兆円も借金を作ってしまった日本だから、もうそろそろ無駄使いを止めよう!というのが「良い構造改革」である。

が、しかしやでぇ! この過去に税金を無駄使いして来た奴らは一体どうなっているのか?
公費をぶちまいて、狭い日本の国土である山河を潰し、己らの贅沢や個人の財産に使い放題して来た悪人たちを放って置いてはいけない!

その悪人の中には当然亡くなった方々もいるだろうが、その血税をむさぼり食って残した財産を今は誰がぬけぬけと利用しているのか。
その家族や子孫は元より、全関係者たちではないか!

国の借金(勿論地方も含めて)は、まず、そいつ等に返して貰わなくてはいけない!

現在進行形で例に上げると「銀行」。
数兆円もの国費を投じて倒産を逃れた大手銀行らが、サラ金と手を組んで、今や大黒字になっているではないか!

そんなもん、真っ先に国民へ返せよ!
夕張も過去に遡って税金を使い放題にした奴らに、ちょっとでも贅沢な暮しを送ってるのなら、返してもらうのが当たり前・・・というのが僕の意見である。


12月15日 (金)  シャガール

先日、「モディリアーニ」や「シャガール」の絵を観に、県立美術館が開催する「エコールド・パリ展」に足を運んだ。

平日の割に、来客数の多さが不思議に感じた。

兵庫県立美術館へは幾度となく行っているが、相も変わらず安藤忠雄の作った建物の特徴である「コンクリート微粉末」の香り漂う展示会場で、
これまた、カビ臭さのするような作品が、ところ狭しと並べられていた。

多くの画家や彫刻家、写真家の作品を鑑賞しながら「←」の方向へと順路に沿って、かの有名な「シャガール」の絵を目指していたのだが、気が付くと最終出口へ来てしまっていた。

あれれ…「シャガール」って無かったぞぉ? おかしいなぁと思いつつ、各展示室内ごとに、ひ〜っそりと座って、数名で待機していらっしゃる女性スタッフに、静か〜に小声で「シャガールの絵はどの辺りにございますか?」と尋ねてみた。

するとその女性スタッフが、パッと立ち上がり「何でございましょう?」と、僕の傍へ来て笑顔で聞き返してくれた。

僕の声が小さ過ぎたのだと思い、もう一度「シャガールの絵を探してるのですが」と言いなおした。

僕の耳元まで来ていたその女性スタッフは、再び笑顔で僕にこう言ってくれた。
「ハァ?」って…。しかも自分の片方の耳を傾け手をかざしながら…。

そこでやっと僕は(遠いんだぁ)と気付いた。良くよく見れば自分の母親くらいの年頃?ではないか。

元を正せば、見落した僕がいけないんだと思い、上着のポケットから入場チケットを取り出し「シャガール」と書いてある部分を指でなぞって見せた。

ようやく気付いてくれたその女性スタッフが
「あっ、どうもすみません シャガールの絵でしたら、この一つ向こうのお部屋にございます」と隣の部屋を指差してくれた。

僕はお礼を言い、早速その部屋へ向かった。

今回の目的であった「シャガール」の絵に、やっと対面することが出来た。

これは僕の主観だけで言ってるのだが、「シャガール」の「…或いは夫婦」という絵だが、その一作品だけしか無い。

な〜んや、しかも下手クソ!…に感じた(何度も言うが、完全に僕の主観ですから)。

結局この日は、階下の美術館コレクション展で、過去に何度となく観た「小磯良平」の絵に再び会って、

「やっぱり世界の小磯!」と認識したのだった…。


12月26日 (火)  お正月が近付いて来たぞ

日本におけるクリスマスとは新年を祝うプレイベントとして行っている。
赤い服でサンタが登場するコカコーラの1分使った大名CMも終わった。
さぁ!これから待ちに待った年始最大の国民行事「お正月」を迎える準備が始まった。

なのに今年は、まだなんか少し暖かいぞぉ!やっぱ地球温暖化のせいかぁ?
気温は温暖化でも、まだまだ庶民の懐は寒〜く冷えきってるらしい。(共産党委員談)

せめて情報を司るメディア発信だけでも明るく暖か〜い事をもっと多く伝えてよ。
最近の報道番組は勿論のこと、本日筑紫さんのニュース23では2006年を総特集!
いじめ&自殺。今、家庭環境が変だぁ?などと、わざわざ一風変わった家庭ばっかりチョイスして、まともな家庭を出さない。
昨日は昨日で「医師から余命3ヵ月を言い渡されたIT社長の物語・・・やっぱり亡くなったが前向きに生きた」を
シリーズ風で放映していた。

なんでやねん!  
それやったら、「いじめも自殺もこれでもう終わる」とか「楽しい家庭のほうが断然多い!楽しい家庭はこう作る!」とか「実録、ガンは来えた!」とか、ついでに分からん奴が見習えるような報道もたくさん流さんとバランスが悪い方へ傾くやろ!

・・・・と、僕は今年も「ほざき」ながら越年を過したいと思います。

それでは皆さんノロウィルスなんかビビらずに、安くなった美味し〜い牡蠣を、た〜くさん食べて下さいませ。


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