Diary 2010. 8
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8月2日 (月)  食道癌の初期症状


先週、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが食道癌になったという報道があった。

その後、桑田さ自身のコメントで「げっぷがよく出るからおかしいなと思った」という言葉を聞いて、何人のげっぷがよく出る者が「自分もかな?」と思っただろう。

だいたい「げっぷ」なんてものは下品なオヤジなら毎回食後にやっている。
げっぷの止まりにくい「呑気症(どんしょう)」という病気もあるくらいで、げっぷがよく出るだけでは自覚症状とは言いにくいものだ。

成人の食道は30cm足らずで、食べ物を飲み込んでから数秒で胃に入るため、ひっかかるような症状が出るころは粘膜に出来た癌細胞が大きくなっている場合が多い。

取りあえずは、よく咬んで食べているにも関わらず、飲み込みにくいといった「嚥下(えんげ)」に障害が出る頃に疑うのが良いだろう。

話は変わるが、最近の朝ズバに出ているみのさんの「えへん、ゴホン」と、痰(たん)がからみ、咳をよくする音が耳障りとなるくらい多いことが気になる。

聞いてるこちらもストレスが溜まるのでは・・・と。


8月4日 (水)  年金って誰のための制度?


年金の支払いは税金や健康保険料と同じく強制徴収だ。

健康保険料は自分が治療を受ける際、7割を国が支払ってくれるので、自分のためだと思えるが、低所得者には結構高く、高所得者には上限があって優遇されているという理屈は何故だろう?

年金といえば、厚生年金、国民年金、共済年金、企業年金、議員年金と種類も多く、支払額も違う上、受給額もかなり違うのが気に食わない点だ。

僕の両親も祖母も、年金受給年齢を待たずに亡くなったので、年金を受け取ったことは一度も無い。

しかし近所のおっちゃんだが、役人だったし「渡り」もやっていて大きな家で贅沢に暮らしているし、年金の受給額も毎月70万円近い。

元来は、国を背負って働いた先輩国民のために現役世代が支払ってカバーするのが年金の計算ではないのか?

「未納があったりして100%かけてない方は100%支給されません」と年金事務所の役人は涼しい顔で言うのだが、それもそのはず、年金の種類で受給額は大きく変わる。

それなら年金は、まるで長生きしたときの自分のための「積み立て貯蓄」みたいなものじゃないか。

自分のためなのに「義務だ、強制だ」と徴収するのは変じゃないか。
「自分は年金は受給せず、老後は貯蓄で食って、資産を使いきったら生活保護でいい」と考える者も多いだろう。

国としては公平に年金の掛け金を徴収し、全ての国民に平等に支給しなくては「ゆがんだ制度」としたまま見過ごされてしま。

というより、安かろうが高かろうが、国民年金を支払ってる者が一番馬鹿を見る仕組みにされてしまっているのが現状で、国民年金の未納者や足りずに月々数万円の受給額なら、さっさと保護に切り替えるべきだろう。

生活保護も65歳以上の国民なら、福祉から受給させず、年金と同じ部署から受給させれば、受け取る方も嫌な気はしないだろう。

仕事中に病気になったと、50歳程でリタイアして、労災で支給されたお金で生計をたて、日々病院に通ってるような者が生活保護者を蔑(さげす)んでるのを聞いたことがあるが、それよりは生活保護者の方が国民のお金を使ってないことに気づいてないのが悲しいことだ。


8月14日 (土)  嗚呼、悲しいかな日本人

食べ物でも何でも、並んまで行きたいと思わない僕にとって、不思議な現象に見えるのが「行列の出来る○○」というやつだ。

東京とかに店をオープンするので、お客さんに行列を作らせる何かを考え、広告宣伝の代わりにマスコミで流してもらおうとしている企業も多いらしいが、ココはそうでない。

「六厘舎」というラーメン屋が評判になり、毎日のように行列が出来るので、近所から「並んでる客のマナーも悪くて迷惑だ」という声が出たから仕方なく店を移転するというニュースだ。

何年か前にも「大正軒というラーメン屋が店じまいするというので行列が出来た」とニュースでやってたことがある。
放送中にラーメン屋のオヤジが出て来て「長年来てくれたうちのお客さんたちは優しいから・・」と涙ぐんで喋っていた。
(優しいんならマナーも良かったんだろう)

神戸でも並ばないと行けないのが、地震後の毎年12月に開催される鎮魂がテーマの「神戸ルミナリエ」だ。
(僕はもちろん行ったことがないが)

毎年300万人、400万人とも発表される動員数は、「話半分」としても元町から三宮にかけて、かなりの観衆でごった返す。

無料といえど、その観衆の多さの割にトイレなどの施設は殆ど無く、群衆の流れ去った跡は毎晩のように汚物の臭いが神戸の旧居留地のあちらこちらで立ちこめる始末で、夜空を綺麗なイルミネーションで飾るルミナリエとは対照的な朝を迎える有様だ。

開催当初はルミナリエの終点である東遊園地に出店のテキ屋が立ち並び、相当の売り上げが見込まれたものの、次第に「ショバ代」も値上がり我も我もと儲けに走るが余り、出店数も増えて「そんなに安くない」ものばかりが売られたため、今では出店者も減っているというのが現状だ。

ルミナリエ募金も毎年少なく、市民の税金から出すのも、もうそろそろ終わりにして、数年に一度の開催に変えても良いのではないだろうか。


8月17日 (火)  ショック!

福井県の手作り眼鏡の老舗「クロバー」さんが破産の申請を出したとか・・・

かろうじて一本だけ買ってはいるが、もう少し歳を重ねた頃から似合うと思っていたのに、買えないとなると辛い!

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8月27日 (金)  東山(湊川)夜市

神戸の台所と称される湊川の市場街は通称神戸新鮮市場として西日本一の集客を誇っている。

その神戸新鮮市場で開かれる「みなとがわ夜市」(元東山夜市)は、今年で16回を数える。
http://www.kobe-shinsenichiba.com/yoichi2010.html

その夜市に僕が12年ぶりに参加することになった。

「和牛焼きしゃぶの大根おろしソース」で出店。

さて、明日はどうなるのか楽しみ!


8月31日 (火)  間違いでした


「国民給付金」に「子ども手当」に「エコポイント」などなど・・・
直接や間接の違いはあれども、国は吸い上げた年貢から、「人気取り」を考えたバラまき対策を行って来た。

財源の足りない分を借りてまで突き進む今の公的機関の実体は、「自分の責任じゃないよ」と言うばかりの役人の集まりで、結局はいつも無駄遣いを増やすだけだ。

一方の政治家も、政権欲しさに離合集散する者が多いように思える。

権力と言えば、日銀総裁の「どうなっても責任は取らなくていい」立場のわりには、今回も慎重そうに「またまた低金利で銀行にお金を廻す」といった愚作ぶりだ。

そんなことするために日銀を作ったんじゃなく、政府の暴走を防ぐのに作ったのではないのか。

「金融緩和、円高抑止のために」と言われているが、何かに気を使ってお札を刷ってるだけに思える。

「悪いことはしていない」と心に言い聞かせているのかどうかは知らないが、
これが最高のバラまきだ。



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