2月4日 (月)  良いものが売れるのか、売れているから良いものなのか?

大企業のJTはタバコ以外に手を出し、コープは「安全」を唱っているが期限切れの牛乳など気付かずに平気で陳列している。

いずれも企業は食品を扱うには向いていない。
仕入れや加工を集中しないと儲からないから、いくら「管理している」と言っても限界をかなり過ぎている。

安いものを高く売らなければ、あんなに大きな企業に成長はしないだろう。

今回の農薬騒動で分かったと思うが、結局は中国で作らせ「手作り」などと
言いながら自分の会社名を貼り付けて売っているに過ぎない。

ダイエーの創業者の故中内氏も「ある程度大きくなると自分の目が届かなくなる」と言うように、食べ物はやはり作っている者や販売している者が一緒になって売っているところで買うのに限るのだ。

個人商店の「味」には、美味しさだけでなく親切や優しさも含まれているものが多い。

スーパーで売っている餃子も市場で食材を買って自宅で作る餃子も、餃子に変わりはないのだが、中身は絶対に似て非なるものであることを、今回は身を持って知らされたのだ。