2月20日 (水)  イージス鑑衝突事故

イージス鑑が事故をすると報道も過剰だ。

「真っ二つ」?などと表現にやや問題が残る報道がなされていたが、今回の事故は明らかに慣れから生じる「わき見操船」だ。

「お互いが気をつけていれば」というのも尤もだけれど、海難事故はしょっちゅう起こっているし、ラインが引かれ信号機が付いている陸の交通事故の方がずっと多い。
どうしたって起こり得る事故だった。

これからは一般漁船らと自衛鑑や大型船舶はもっと離れて操船するのが賢明だろう。

「長年やってるから大丈夫」という考え方は得てして逆の行動をおこしてしまう場合も多い。

数年前、学生を乗せて四国から出航した日本の船が、ハワイ沖で米鑑との衝突で沈没し、多くの犠牲者を出したときの海難事故を思い出す。