2月11日 (月)  家族の始まりは絶対に他人から!

「血は水よりも濃い」というが、その血縁(家族)の一番最初は、誰がなんといっても「アカの他人」である男女からしか始まらないのである。
だから家族の最少単位は親子でも兄弟姉妹でもなく「夫婦」なのだ。

夫婦が別れて実家へ戻るというが、その実家も最初は全て他人同士の父母から成り立つ。

熟年離婚ブームかなんかは知らないけれど、いくら別れても元は夫婦で、子供がいれば親には違いない。
その親である夫婦が死別などで片親になり、子連れで再婚し子供も新たな親だと認めれば、それもまた完全なる家族ということになる。

それらのことを踏まえて考えれば、親友も家族と同様に考えられる。
現に親兄弟や伴侶よりも、気の合った友人に打ち明け話をする事が多かったりするのがその証で、その時点では友や同僚を慕い、家族と同等のつき合いや信頼をおいているのである。

もっと簡単に言えば、お互いが「家族」と認めれば血なんか通ってなくても、もうそれは立派な「家族」となるのだ。