Diary 2008. 6
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6月1日 (日)  梅雨時って?

もう関西も梅雨入りする頃だが、一般的には雨が降り続くのを梅雨(つゆ)と勘違いすることが多い。

日本は、五月を「皐月(さつき)」と呼び、六月を「水無月(みなづき)」呼ぶ。
「五月晴れ」と言うのを「日本晴れ」と呼ぶこともある。
その理由として、五月は晴れ間が少なく霧や雨の日が多いので、珍しくよく晴れた日を「五月晴れ」と言う。
逆に梅雨入りする六月はあまり雨が降らないので田んぼに水を引く時期と重なり水が干上がるという意味で「水無月」と言う。

しかし、梅雨には食物が腐りやすくカビが生えやすいのは事実で、夏が近づくにつれて気温が上昇し、降雨量は少なく湿度の高いむしむしした状態が続くからである。

六月の別名に「蝉の羽月(せみのはづき)」という呼び名もあり、蝉の羽が透けて薄いように、人が薄着をし出す頃と読んでいる。
そこから転じて六月は「衣替え」の時期になった。

(ああ今日からガソリンの値上がりかぁ・・もう生活必需品には先物投資だけは辞めてくれ)


6月5日 (木)  人情なくしてこの国は成り立たない!

最近の判決結果(光市母子殺人事件判決など)や、昨日の(日本で産まれた日本人とフィリピン人との娘の)国籍取得の最高裁の判決でもわかるように、従来から等閑(なおざり)だった判例重視の「お座なり裁判」から少しづつ「民意」を理解する裁判官の判決が下されるように変わってきた。
とても嬉しいことだ。

過去の判例も参考にするのも良いが、裁判員制度が始まる今、まともな目で物事を判断することが大切で、体裁や立て前を気にするがあまり、本質を見失わないようにすることが大事。

自我を通すのであれば、必ずや「人情の裏付け」を持って判断し、慣行だけにとらわれず、「何が正しいのか」を深く考え、人間社会を「良き方向」へと導いて行かなければならないと思う。


6月8日 (日)  世界遺産

先日、用があって京都に行って来ました。
道路標識と並んで「世界遺産」の表示があちらこちらに多すぎて、何か価値が無いような気もします。


写真は貴船(きぶね)

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6月10日 (火)  消防士が無免許運転?

40代の消防士が20年間無免許で消防車を運転していたのが発覚、懲戒免職(クビ)になったというニュースがあった。
誰にも気付かれず20年も緊急自動車を運転し、消火やその他人命救助にあたって来たのだから消防士を辞めさせず、免許を取らせて戻したらんかい・・・と思うのが本当だ。

そんな消防士より、もっと無茶で危険な運転をする人が多いのに、その人たちはそのまま乗れて、仕事も失わず、周囲に迷惑をかけまくっていても、その方が良いという考え方は実におかしな常識だ。

運転免許だけが無い消防士を一人なくすことの方がもったいないと思う。

上司もビビって即クビを切らずに、よ〜く尋問し合同で動議してから処分しても良かったのではないだろうか。


6月18日 (水)  地震災害の備え

毎回起こる自然災害で分かるように、自然災害は殆どの場合防ぎようがない。
災害の規模によっても人命などの救助の対応は全く変わってくる。
今回の宮城内陸地震や四川大地震、ミャンマーのサイクロン被害では大規模な地崩れや洪水が災いをよんだのだが、阪神大震災の都市型災害ように火災などの二次災害は起きていない。

災害で一番重要なのは、被災人数である。
阪神大震災や四川、ミャンマーの災害で分かるように、あまりにも一度に大勢の者が被災すると、それを助ける人員や設備、機器などが全く間に合わないのが当然である。
秋葉原の通り魔殺人の現場にも医師
が2名居たにも関わらず救急の体制が取れてない所では、残念な結果に終わってしまう。

震災を経験した者として言いたいのは、耐震や防火、水害対策は勿論のことだが、一番必要なものは「予想を上回る自然災害は起きる」という普段の心構えであるということ。

いつ起こるか分からない自然災害や事件などに「起きたら怖い」と不安な日々を過ごすのではなく、もし災害が起こっても自分が動ける範囲では「こうしよう、ああしよう」と最善の努力を尽くす心構えで生きていれば、必ず「最悪は」防げるのであるということだ。


6月19日 (木)  地震研究って?

気象庁の地震「前」速報の担当者っていいなぁと思う。
まだまだ無理な過程なのに、国から予算を「分捕って」、しかも「我々は正義だ」と言い張って生きていけるんだから。

真の研究家たちからすれば、今の地震予知研究者たちは「ただの大馬鹿者」で、現状の予知システムなどは「百害あって一利なし」とはっきりしている。
大きな勘違いが生んだ「悲劇」である。

それをまた「煽(あお)り屋」のマスコミは、ほとんど吟味せずに、いつでも責任転嫁出来る余裕からか「相乗り報道」に先走っているのも、また「滑稽」な出来事だといえるだろう。

現段階での地震予知は無理だと、早く気が付いてくれないのかなぁ(泣)
国もメディアも頭脳集団が「頭脳だけ」集団に成って欲しくはないな。


6月27日 (金)  嗚呼マスコミ、今日も今日とて

宮城の震災から少し経ったのか、震災グッズの説明や多額の経費をかけて「震度7に耐えうる実験」をしていた。
(震災の補助金が殆ど無いとこに廻したらんかい)

「警察って事件になるまで動かないんだからたまんない」
「未然に防ぐのが警察の役目ではないんでしょうか」と、誰かが言っていた。
(アンタらも同じ穴の狢(むじな)みたいなもんやがな)

ミートホープの社長だけを実刑にさせたり、船場吉兆を廃業に追いやったりと後の面倒を見ないマスコミ。
(その割にテレビは特にギャラは多く取っていく輩でもある)

あ、それともう一つ、飛騨牛の偽装で叩かれとる社長は、従業員からあんなに言われるとこを見ると悪どいかも知れんが、精肉業者の僕から言わせて貰うと、ブランド化して何牛でも創ったらええとは思う。
が、しかしやでぇ!
味についての等級はあまりにも適当ではないか。
ABCの1〜5と言っても雄も雌も一緒くたで、元々は目の利かん業者向けに作った「ガイド」みたいなもの。
それがいつの間にか消費者のガイドになってしまった。
(これは専門語だけを知りたがる人間の悪い特徴や)

消費者の方へ
値段や等級と「味」や「満足感」はあまり関係ないですから。
一番大切に見て貰いたいのは売場の方や作業をしている方はもちろんのこと、精肉し販売する経営陣の「モラル」です。
え、「それは難しい」って
そしたら牛肉を買うお店で聞いて下さい「ここの牛肉を買って来てる人はどなたですか?」って。
その人に問いつめればいいのです。
それを拒むような肉屋では買ってはいけません。
(でも最初に対応の悪い変な店員さんに当たったらご免なさいね)


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