6月5日 (木)  人情なくしてこの国は成り立たない!

最近の判決結果(光市母子殺人事件判決など)や、昨日の(日本で産まれた日本人とフィリピン人との娘の)国籍取得の最高裁の判決でもわかるように、従来から等閑(なおざり)だった判例重視の「お座なり裁判」から少しづつ「民意」を理解する裁判官の判決が下されるように変わってきた。
とても嬉しいことだ。

過去の判例も参考にするのも良いが、裁判員制度が始まる今、まともな目で物事を判断することが大切で、体裁や立て前を気にするがあまり、本質を見失わないようにすることが大事。

自我を通すのであれば、必ずや「人情の裏付け」を持って判断し、慣行だけにとらわれず、「何が正しいのか」を深く考え、人間社会を「良き方向」へと導いて行かなければならないと思う。