Diary 2009. 9
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9月2日 (水)  せっかく作ったチャンスだから大切に行こう!


今回の衆院選挙を終えて、劇的に注目を浴びる民主政権。
掲げる公約に対して、テレビ、新聞各紙は「これはどうする?」「あれはどうなる?」と、いきなりもいきなりの投票日当日から民主党首脳陣に詰め寄り問いかけるが、これは如何なものか?

報道ステーションの古館さんなど、あまりにも急で対応に困るほど鳩山代表に応えを急がせるのには、「しっかりと聞いとかなくては」という正論をたてに、後々に「言った言わない」の失言や確約をどさくさに紛れて取ろうという下心が見え隠れしたように思うほどだった。

政権与党になるのだから、民主党もそれなりの覚悟と用意は出来ているだろうが、報道各社の方も会見とかでは、同じ質疑をするのは格好が悪いのか、余所(よそ)にない問題をを探しては投げかけているので、鳩山由紀夫氏も言葉を選ぶのは当然だろう。
しかし、そんな僅かな躊躇までも「ネタにしてやろう」と躍起になる報道関係者を見て、あまりに下劣に映った。

街へ出てみれば、「本当に高速道路がタダに出来るんだろか?」とか「財源はあるのか?」と、もうマニフェストに対する批判の構えをしている。
もちろん、それを願っての投票だったとは思う。

が、しかしやでぇ!
そんな何でもかんでも一変には出来ないのが当たり前やないか。
各党が掲げる「少子高齢化対策」も高齢化は目に見えて分かるが、少子化の方はそう簡単には行かんやろ。
(僕個人は8000万人くらいの日本人口が一番ええと思ってる)

有料道路の無料化も、元々造らんでも良かった利用者の少な〜い道路から順々や!一気には出来ん!

マニフェストやから公約やからと、ぎゃーぎゃー喚かんと、まずは「税の使用の透明化」を目指すことが大事や!

そうすれば、霞ヶ関も地方の役人も、政官民癒着の構造が潰れていって、「安くてエエもんちょっとだけ」の基本に戻れるのとちゃうか。

「無駄は無駄、必要は必要なもん」と、透明性があれば国民も必ず理解する。

一点一点の具体策を求め過ぎたら、また年金みたいにややこしーなって訳分からんようになるから、じっくり待ったるのも必要や!

ホンマにアカンもんは、そのうちボロが出てくるんで、その時ちゃんと処理したらええやないか!

自民党のときと違うんは、国民主権の政治に変えて行くんが、これから我々に必要なことやと思う。


9月10日 (木)  地球温暖化?


CO2(二酸化炭素)などの「温室効果ガス」の排出が地球を覆うオゾン層を破壊しているから地球温暖化になるんだという意見(確かにUVの透過は増える)や、森林の伐採で緑をなくすことがCO2の吸収を減らしているという説(だったら同時に酸素も減るに違いない)。
また、牛のゲップのメタンガスが原因とする説や地球は年々太陽に近づき、人口が増え続けているのだから当然なのだ。

という説や

太陽は年々温度が下がり、何れ消滅する。
太陽は年々大きくなっている。
次は地球が太陽の軌道から離れる時期がくるので、その時は地球が寒冷化する。
地球は周期的に寒暖を繰り返すものなのだ。
森林の伐採がいけないという訳ではなく、樹木は密集して生えるので間伐をしなければ日光が届かず共倒れで腐ってしまうから育たなくなる(これは事実)。
資源のリサイクルには不適当なものがある。

という説など専門家の意見も様々だ。

日本は少子化で本当に困るのか?
高齢化で人口が増えすぎて子育て支援や介護支援で予算にも困るし、省エネ化とは言え、高速道路無料とか経団連からの要望でどんどん新製品の需要を増やすのが庶民の首を絞める結果になる。

確かに「無駄」はいけないが、真に無駄をなくすのならば日本国民の人口を減らし、「経済大国」などという代名詞は返上して、ギュウギュウ詰めになった日本のすべての風通しを考える方が「豊かな国に生まれ変わる」第一歩につながるのではと僕は思う。

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9月19日 (土)  さあ!張り切ってくださいよ!


100年に一度の経済不況と明治維新の再来と言われるのが重なった今回の民主党の政権交代劇。

各省の大臣も着任早々厳しい言葉の素早い対応振り、内閣支持率も約70%と好調な滑り出しを見せた。

もちろん役人主導だった政治を根幹から覆すのだから、いくらマスコミがはやし立てても、そう簡単に事は運ばない。
かなりの長期に渡る再構築となるだろう。

いつも言うように、政治家の「顔」などは後回しでいいから仕事をきっちりとこなして貰うのが先決だ。

期待は大きい!

ところで、今回の支持率調査の中に、「大臣に若手の起用を望むか?」という項目があり、58%が「望んでいない」という回答だったが、一体この「若手」というのは何歳くらいを指しているのだろう?

2〜30代なら若手といえるだろうが、4〜50代も若手というのはどうだろうか?
40代前半なら若手で、50前後の者は自分を若手ではないと言う。

50歳を過ぎてから政治活動を始め議員になった者と、20歳代から秘書などを務める政治活動を行い40歳で議員になった者とでは、若くともキャリアの違いが歴然としてある。

そういったことを含めて新人、若手、中堅、ベテランと考えなければならないだろう。

一概に若手とベテランに分けるのはよくないアンケートの出題例だと思う。


9月29日 (火)  新型インフルエンザ対策


今朝のニュースで「日本国内の新型インフルエンザ患者数が6万人から27万人に達し・・・」と言っていた。

新型でないインフルエンザでも、毎年冬の乾期を迎えると数百万人規模で感染(流行)し、一万人ほどの方が亡くなっているという。

インフルエンザは新型の方が重病化しにくいが、タミフルの効きが悪いなどという報道も以前あった。

では数種類のインフルエンザが流行し、一度に複数のインフルエンザにかかるとどうなるのか?

多種のウィルスが体内で結合して「超強力インフルエンザ」に変身するのかというと、そうはならずにウィルス同士がケンカして、強いウィルスの症状が出るとも言われている。

それに、6万人から27万人の感染と言っても、そのうちの殆どが治って行っている訳で、同時期に同じ場所で多人数が発病すると、学級閉鎖や職場の人手が一時的に足りなくなるのが困るというのが大半の悩みだ。

インフルエンザの患者が増え続ける時期はあっても、それは数日で治って体内に抗体が出来、同時に減り続けている時期にもなるということだ。

インフルエンザだけが原因で亡くなる人は発症数から見れば極僅かで、死亡、重病化する確率はゼロに近いのだ。

ただ、かかっている間の2〜3日は高熱が出たり、辛いのは仕方がないので、大して効き目の無いマスクを着けてビビって暮らすよりは、発病したら病院に行き、発熱したら首や頭を冷やす用意をして、解熱時は発汗するのだからタオルや着替えを枕元に備えておくことの方が大事なのだ。


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