9月29日 (火)  新型インフルエンザ対策


今朝のニュースで「日本国内の新型インフルエンザ患者数が6万人から27万人に達し・・・」と言っていた。

新型でないインフルエンザでも、毎年冬の乾期を迎えると数百万人規模で感染(流行)し、一万人ほどの方が亡くなっているという。

インフルエンザは新型の方が重病化しにくいが、タミフルの効きが悪いなどという報道も以前あった。

では数種類のインフルエンザが流行し、一度に複数のインフルエンザにかかるとどうなるのか?

多種のウィルスが体内で結合して「超強力インフルエンザ」に変身するのかというと、そうはならずにウィルス同士がケンカして、強いウィルスの症状が出るとも言われている。

それに、6万人から27万人の感染と言っても、そのうちの殆どが治って行っている訳で、同時期に同じ場所で多人数が発病すると、学級閉鎖や職場の人手が一時的に足りなくなるのが困るというのが大半の悩みだ。

インフルエンザの患者が増え続ける時期はあっても、それは数日で治って体内に抗体が出来、同時に減り続けている時期にもなるということだ。

インフルエンザだけが原因で亡くなる人は発症数から見れば極僅かで、死亡、重病化する確率はゼロに近いのだ。

ただ、かかっている間の2〜3日は高熱が出たり、辛いのは仕方がないので、大して効き目の無いマスクを着けてビビって暮らすよりは、発病したら病院に行き、発熱したら首や頭を冷やす用意をして、解熱時は発汗するのだからタオルや着替えを枕元に備えておくことの方が大事なのだ。