Diary 2006. 8
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8月4日 (金)  宍粟郡一宮町

よそのブログを見ていて「宍粟郡」という文字でふと思い出したことがある。

震災前、知人がボートライセンススクールを経営してたので少しの間だけ講習の講師を手伝っていた。
そのときの知人が田中君といって、宍粟郡出身だった。
彼が震災後、実家へ帰って揖保の糸(素麺)作りの後を継ぐことになった。
その後、僕は宍粟郡の近くにキャンプ地があるので、一泊を兼ねて一宮町まで地図を片手に、彼の実家まで久し振りに会いに行こうと車で出かけた。
近くまで来たと思ったので、通行人(村人?)に尋ねてみた。
「ここら辺で揖保の糸を作ってる田中さんちってどこかわかりませんか?」
そう聞くと、その通行人の方はこう言った。
「この辺り一帯が揖保の糸を作っとる。それに田中と言われてもどこの田中かわからん…」
そのとき僕は「あっそうですかぁ〜」と返しながら思い出していた。
(ちょっと田舎ではよくそのようなことが、あるある…忘れていた)と。
彼の携帯も番号が変わっていたし、実家の電話番号も置いて来てしまったし、細かな住所までも聞いてなかったし。
その日は、あきらめて帰らざるを得なかったのだ。


8月10日 (木)  とうとうギブアップ?

ここんところBBSへの迷惑書き込みが、この野郎!というくらい増えて、いちいち消してくのに往生しました。

そうしてるうちに僕の携帯PHSの迷惑メールも毎日の数が、かなりのものになって来ました。
一日20本くらいだから消すのは簡単なのですが、使用しているドコモのPHSが古いのではなく、ドコモさんによると「PHSには迷惑メールを止める機能は残念ながら付いておりません」(要約すると=「そんな古臭い、しかもうちが来年には辞める予定のPHSなんかにそんな機能なんかあるかい!今時そんなもん使うとる騙されたオッサンの方が悪いんやさかい自分で勝手に金払うとけ!)と言われた。
一般の携帯はまともに受けても一日数十円でメール代が済むのだが、このPHSはなんと1メールを読み出すのに7円もかかる。

月に換算すると(必要なメール代以外に)140円×31日で4340円も自分の使用料に上乗せしなくてはならない。
年間で5万円を超えるやないか!

なんとかしてよ〜、NTTドコモさん!



8月13日 (日)  終戦記念日など

一般に毎夏13日のお盆には15日に送り返すまでの間、死者があの世から現世に戻って来る時期と言われている。自分では霊を見たことも無く信じてもいないのだが、今日のように激しい雨が降ったりすると、現世で生きる我々に会いに来た死者の「嬉し涙」と考えたりも出来る気がする。

この暑い時期に重なることといえば「お墓参り」「高校野球夏の甲子園大会」「終戦記念日」「帰省ラッシュ」など、よく耳にするものがある。
お墓に参って掃除をするのだが、供えた物を持って帰らずに、かえって墓地を汚してしまったり、精霊流しで川を汚したりする。
甲子園の試合の途中でも正午になるとサイレンが鳴り響く中、全員が戦没者に1分間の黙祷を捧げる儀式があって、そこから試合の流れがチョイチョイ変わって面白かったりもする。

水難事故や政治家の靖国神社参拝なども含めて、報道のネタには事欠かない、とっても暑いこの時期だ。



8月16日 (水)  テレビカメラマン

民放のテレビ中継で甲子園の高校野球大会を見ていると、攻守入れ替えのときに、3分の1くらいコマーシャル画面が現れて場内の音声からCMの音声に変わる。
その時の場内映像は必ずと言っていいほどスタンド(観客席)を映しているが、かなりテレビカメラが寄って観客数人のアップになる。(試合中の応援席もアップになるが)
その指示は誰が出してるのかは知らないが、子供や家族、カップルなど不特定に映し出されているようにも見えるが、やたらと女性(しかも若い)が多いのに気付くだろう。
その上、やや可愛らしい娘を選んでいるように思えるのは僕だけではないと思う。

数万の観客の中から数台のカメラでスタンドを撮っているのだから、「ゲー!」っという場面もあるだろうから、それを指示して外しているに違いない。(当たり前と言えば当たり前なのだが)

それともう一つ気付くことがある。
高校野球という訳だろうが、飛んだボールを追うカメラマンの腕前も、たま〜に素人レベルの者が入っているのがわかる。
といっても、固定カメラで撮り、スイッチャーの指示で場面を切りかえるのだから、そうそうプロ野球中継とは違わないのだが、動いているボールをカメラで追いかけるのは指示だけでは出来ない。簡単ではないのだ。
それ故、上空高く舞い上がったボールの落下地点を予測して、守備陣の動きを捕らえる腕前がカメラマンに要求されるのだが、そのレベルに達してないカメラマンが追っている時の映像は非常に見にくいものだ。

寄ったり引いたり、画面のはじっこでプレーを捕らえたり、全く関係のない野手を撮ってたりと、様々な場面が見られるのが、この高校野球中継の面白いところだ。


8月24日 (木)  リンク先の方々

今日、初めて大阪の「塩田合金所」さんへ鋳物工場の見学を兼ねて訪ねて来ました。

現在の塩田さんで三代目になられるとかで、誠に情感あふれる鋳物の鋳造工場でした。

驚き感心すべきは、先代の時代から作業をされている職人さんの動きだったと思います。

工程の多い作業をお一人で無駄なくこなされる姿に思わず魅入ってしまいました。

1200度を超える熱〜い釜場の隣で木型や土と一体化されたような手さばきは業種は違えど(僕も職人の端くれですが)到底真似の出来るものではないと思いましたね。

・・・・・納得!


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