8月16日 (水)  テレビカメラマン

民放のテレビ中継で甲子園の高校野球大会を見ていると、攻守入れ替えのときに、3分の1くらいコマーシャル画面が現れて場内の音声からCMの音声に変わる。
その時の場内映像は必ずと言っていいほどスタンド(観客席)を映しているが、かなりテレビカメラが寄って観客数人のアップになる。(試合中の応援席もアップになるが)
その指示は誰が出してるのかは知らないが、子供や家族、カップルなど不特定に映し出されているようにも見えるが、やたらと女性(しかも若い)が多いのに気付くだろう。
その上、やや可愛らしい娘を選んでいるように思えるのは僕だけではないと思う。

数万の観客の中から数台のカメラでスタンドを撮っているのだから、「ゲー!」っという場面もあるだろうから、それを指示して外しているに違いない。(当たり前と言えば当たり前なのだが)

それともう一つ気付くことがある。
高校野球という訳だろうが、飛んだボールを追うカメラマンの腕前も、たま〜に素人レベルの者が入っているのがわかる。
といっても、固定カメラで撮り、スイッチャーの指示で場面を切りかえるのだから、そうそうプロ野球中継とは違わないのだが、動いているボールをカメラで追いかけるのは指示だけでは出来ない。簡単ではないのだ。
それ故、上空高く舞い上がったボールの落下地点を予測して、守備陣の動きを捕らえる腕前がカメラマンに要求されるのだが、そのレベルに達してないカメラマンが追っている時の映像は非常に見にくいものだ。

寄ったり引いたり、画面のはじっこでプレーを捕らえたり、全く関係のない野手を撮ってたりと、様々な場面が見られるのが、この高校野球中継の面白いところだ。