Diary 2014. 10
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10月7日 (火)  「高齢」視聴率


あまりのマンネリ感に、「もう終わったな」と思っていたお昼のテレビ番組、「ごきげんよう」を久しぶりに観た。

フジTVの長寿番組だった「笑っていいとも」のタモさんも60代だが、司会の小堺一樹も同様(こちらは録画だが)、60才を過ぎている。

黒柳徹子、草野仁、みのもんた、ビートたけし、など、みんな高齢なのにメインで番組をやっているのを見て長寿の世の中になったとつくづく思う。

今回の「ごきげんよう」のゲストは、萩本欽一さんと、勝新太郎の妻の中村玉緒さん。

「勝さんと欽ちゃんは小堺の芸能界の師匠」ということだが、53才の僕も久し振りに欽ちゃんの切れの良いトークを聞いて懐かしさを覚えた。

僕が生まれ育った商店街も、お客さん、店員とも高齢化社会を先行しているように、テレビの向こう側もこちら側も高齢化しているのだろうが、好まれるジャンルは昔と違って「時代劇」ではない。


10月23日 (木)  ◎日本の国際映画祭


芸術の秋ということもあってか、毎年この時期に全国各地で映画祭が開かれる。

映画上陸の都市、淀川長治生誕の地である神戸もこの時期に「神戸100年映画祭」(旧神戸国際映画祭)が開かれる。

京都も第一回目となる国際映画祭が開催されたが、昨日行われた「東京国際映画祭」は、ハリウッドさながらのレッドカーペットに、盛装した豪華俳優陣が立ち並び大勢の観客に囲まれて、ノミネートされた「新作」を上映する。

流石に東京は関係者も集まりやすく、華やかで盛大に開催される。

そんな「受賞」を望んでの映画祭はよくある光景だが、神戸の映画祭は、その内容に他の国際映画祭と大きく異なることが有名だ。

「神戸100年映画祭」は、神戸国際映画祭時代から数えて27年となり、「受賞」「新作」を対象とせずに、神戸の映画人たちが選んだ「名画」や、これからの期待を込めた出演者や監督などにスポットライトをあてる映画祭になっている。

過去、一ヶ月間ぶっ通しで様々な映画を上映し、その都度ゲストを招いてトークショーを行うなど、「善い映画を多く知って貰いたい」という趣旨から行われている。

作品に優劣を付けず、皆が「観ていない名画」をどんどん上映する、まさにギネス級の映画祭だ。

そのほか、一般の若者に映画作りを募集し、その作品を上映するなど、未来に向けての応援も視野に入れているところが、神戸の乙で粋なところなのだ

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