Diary 2016. 9
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9月1日 (木)  すんなり秋へ?

ここ数日は朝晩がめっきり涼しくなって秋の気配がしてきました。

台風と地震に拳銃発泡立て籠り事件と、日本全国が騒動になって大変です。
ただ、情報過多で人付き合いが希薄になりかけてる我々にとっては、「昨日も大変でしたね」と挨拶できるという共有感を持てるのでそれは良いですね。

共有といえば、今月25日に神戸の横尾忠則現代美術館で蓄音機コンサートが開かれます。

共有できたあの頃に戻ってと願う品川征郎さんの築いた、蓄音機財団が、横尾忠則さんをテーマにレコードを選びます。

ぜひお越しください。僕が担当します。(無料)


画像は横尾忠則展の入り口に飾られていた福助人形たち

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9月14日 (水)  蓄音機 秋は芸術?


自分がやるイベントをここに書くのは少し気が引けるが、蓄音機の展示館を目標に掲げてはや5年。

なかなか前に進まないのが困ったところで良いところなのかも知れない。

まず知って貰いたいのは、現存するオーディオ機器の中で限りなく「生音に近い」再生装置が蓄音機だということ。

ン千万円はするというオーディオセットでも、電気を通った瞬間に音質は変わってしまう。
デジタル信号になると尚更だ。

音を大きくしたり、雑音を消したりするには最近の音響システムが便利で、何万人も集まる野外イベントや、収録、コピー、持ち歩きなどでは大変重宝されている。

が、しかし残念ながらデジタル化では、人間の耳では聞こえないがレコードに入っているはずの音が消えてしまい、尚且つ必要な雑音まで消えてしまうのが難点だ。

蓄音機から流れてくる音色は、目を閉じて聴いているとまるでそこで演奏を聴いているような錯覚に陥らせてくれるのだ。

この音の違いはテレビやラジオでは伝わらず、何に書いても分かって貰えないのが辛いところだ。

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9月26日 (月)  お一人はいらっしゃると思ったがゼロでした

昨日の横尾忠則現代美術館での蓄音機演奏会で初の試みとして「アンケート調査」をさせて頂いた。

また蓄音機演奏を聴いてみたいと「思う、思わない」の回答に「思わない」と答えた方は、なんとゼロだった。

過去多くのアンケート調査を行ってきたが、「そう思わない」という方は必ず数%はあった。

さすがに蓄音機の音色は本物か?来場客の感性が優れているのか?

恐るべし美術館コンサート。

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