Diary 2016. 3
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3月7日 (月)  玉筋魚(いかなご)の解禁2016

神戸明石の風物詩、玉筋魚(いかなご)の釘煮は、垂水区が発祥と言われている。

先週いかなごの調査漁があったが、今年はもう少し後だということで、例年より一週間遅れの解禁となった。

1キロ2500円(昨年の倍)という高額な値付けにも関わらず今朝も早くから市場にお客さんが並んでいるが、関係者に聞くと今年は遅く始まった分、早く終了期を迎えるだろうという。

いかなごは獲れる漁場によっても大きさが異なるため、お客様は好みのサイズを手に入れるため、あちらこちらの市場で購入合戦が展開される。

僕の店がある「神戸の台所 神戸新鮮市場」には、その様々な漁場からいかなごが集まるので、買い物客は日本一多い。

今年の競り値はキロあたり1800円(一箱25kg)
人に上げるためと言って、一人で20キロを何度も並んで買う奥さんもいる。

取扱店は書き入れどきだ!その間は肉屋は暇だ!

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3月10日 (木)  震災復興は当然だが

「保育園落ちた」のブログで話題になっているが、きっかけは「日本死ね」の毒づいた言葉だろう。

待機児童の件は病児待機も含め、僕らも十数年頭を痛めている問題で、小泉首相時代に幼稚園を閉めるなら保育園として使えといった動きに期待したが、厚労省と文科省の公務員様たちの馬鹿げた壁が国民の声を無視したままになっている。

日本死ねと言った人も、ここぞとばかり便乗で政府に詰め寄る人たちも、結局は他力本願で自分可愛さが伝わってくる動向だ。

本当に日本のことを考えて生きている人がどれだけ取り上げられているのだろうか?

テレビ局の社員も議員も官僚も、平均年収は1000万円を優に越えている。

企業もトップ陣営の方が所得は高額、潰れかけの大手企業も、借金は増やしても上層部の賃金はまだまだ高い。

本当に日本のことを考えているのは、そういった者に隠れて生きている多くの低賃金労働者たちの中にだけ存在しているのだろうと思わざるを得ない。


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