Diary 2016. 7
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7月15日 (金)  神戸の履歴がまたひとつ消える

この13日から京都祇園祭と同時進行で神戸の祇園祭が開かれている。

神戸では大々的な巡行などは無く、平清盛で賑わった平野から有馬街道沿いへ北へ数百メートルの長い屋台が並ぶのが特徴だ。

しかし近年のお祭り離れや不況のせいか、年々出店の数も参道を埋め尽くす人の流れも減った。

55年前のこと、初産だった母は予定日が遅れた。
祖母に「大勢の人を見るとお産が始まるという言い伝えがあるので祇園さんへ行ってきたら?」と言われ、祇園神社へ夜に出掛けたら見事、陣痛が始まり僕が生まれたという嘘みたいな話がある。

祇園神社は出店の数は減ったものの、古来からの祇園祭は続いているが、神戸で有名なジャズレストランの「サテンドール」が17日を最後に閉店をするというニュースが流れた。

非常に残念で寂しい出来事だ。

神戸の残り香がまたひとつ消えて行く。

画像はキリンビール一番搾りのCMで、舞台となったのがサテンドールだった。

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