Diary 2011. 11
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11月15日 (火)  食欲の秋

そこで、食物屋さんの原価率を考えてみた・・・

TPP問題の報道は毎日されているが、国会の答弁を聞いていても、まだまだ政府も手探り状態で、暗中模索といったところだ。

関税もさることながら、そのTPPが始まっても始まらなくても、青果物など物の値段が日々高下しているのは当たり前のことになっている。

そんな中で飲食店は価格の設定をしているのだが、「今日は天候の加減で野菜が高かったから」といって、高級寿司店のようにメニューを「時価」とする訳にはいかない。

仕入れによって利幅が変化する飲食店などにとって、値の上げ下げは非常に難しいところなのだ。

僕が子供の頃、飲食店の原価率は40%が普通だったが、昨今のチェーン展開する大手の進出で原価率は30%になった。

アルバイト店員に店をさせて、何でもかでも30%程に設定し、300円で仕入れた物を1000円で売るのが当たり前になっているのもおかしな話だ。
(水商売ならいざ知らす)

原材料のアレルギー表示のように、これからは(全てではないが)ざっとで良いから、材料などの原価率を表示する店が出来ても良い思う。

お客さんが満足して頂ける原価率は「50%」だと、僕は推奨している。


11月25日 (金)  こりゃぁー驚いた

神戸ルミナリエが2011年の今年も開催されると聞いて、思わず「えー?」っとビックリした。

福島原発が地震と津波の事故で崩壊後、各地の原子力発電所を停止して行くのに伴い関西電力も夏冬と「節電のお願い」を住民に呼び掛けている最中だけに、多大な電力を使うルミナリエは中止になるだろうと予想していたからだ。

期間や時間を短縮するとはいえ、電力会社の言うことと、ルミナリエ実行委員会(神戸ルミナリエ組織委員会)がすることとはかなりのギャップがあり、橋下前府知事が「関西電力の大ウソ」言うように、やはり電力会社の「節電願い」には適当さがあるのではないだろうかと思う。


11月28日 (月)  日本期待の星


昨日終わった大阪ダブル選挙の結果は、橋下徹の維新の会が予測通り勝ったが、市長選のスコアは府長選のようには行かず20万票の差だった。

民主、自民など殆どの主軸政党のバックアップを受け、寄って集って総力を尽くした平松一派だが、国政に反対する橋下氏に対して国政を味方に付けながらも惨敗した。

結論から言うと、今の国政は全くと言っていいほど正確に機能していないのだから、正論を述べる維新の会とみんなの党が与党に思えた。

自民も民主も歪んだままの政党を維持しているのだから、今の国民が「みんなの維新の会」に期待を持ち、国政を担う政党に育って欲しいと願うのは当然だろうし、これからの国作りをやって行って貰いたいと望んでいるのだ。

橋下徹氏が独裁的と勘違いされ間違った票が平松、倉田陣営に流れてしまったが、独裁と言えば東京都知事の石原慎太郎氏もそれ以上の封建家で、「(若造に)独裁はさせません」と橋下氏の横でニコニコと応援演説をするくらいだ。

それら、現職の知事や市町村区長たちの方がよっぽどこれからの敵になりそうだ。

しかし本当の敵は、今回も「平松さんもええ人やん」「橋下さんに任したら何か怖いわー」といった勘違いで、維新の会に反して一票を投じてしまった市民(国民)がこれから一番の敵になるのではないだろうか。

それにしても悲しかったのは投票率で、今回延びたと言ってもたった60%に終わったとは、まだまだ選挙をわかっていない国民がいるのだろう。


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