10月8日 (土) 副作用ではないが・・・
心臓病などの患者が飲む薬の中に「血液を凝固させない」効果を与えるものが処方されている。
血栓が出来ぬよう血の流れを良くするためだが、病人でなくともそれに気を配る者が摂取するために、市販されている健康食品も「血液をサラサラにする」という成分を含んでいたりするものがある。
他に、ベジタリアンなら当然かも知れないが、食事で緑色野菜などを多く取ると血液がサラサラしてくるのというは現代の我々にも想像はつくだろう。
しかしそんな健康を考えた野菜中心の食事も、先程の患者のように医師から薬を処方されている者には危険なときもある。
血液をサラサラにする薬を飲んでいると、出血時に血が止まりにくくなるといった欠点のような作用も含 まれている故、只でさえ血が止まりにくいのに、その上に同様の成分を持つ野菜を摂取すれば、もっと血液がサラサラしても困るのだ。
「ワーファリン」などの抗凝血剤はその典型で、血液をサラサラにするので「ビタミンK」を多く含む食べ物は控えなければならないといった厄介さがある。
ビタミンKは緑色野菜だけではなく「納豆」などにも多く含まれるため、食品成分表に目を通してから摂取しないと病状とは別に悪影響を及ぼすこともしばしばある。
抗凝血剤を処方されている者にとって「青汁」などは誰が飲んでも健康に良いイメージだが、取り返しのつかないことなるにこともあり得るのだ。
食欲の秋とはいえ、気を付けなくてはならないことは多くある。
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10月24日 (月) 適材適所な「緊急援助」
今月23日にトルコ共和国のワン市でM7を超える地震が起き、死者負傷者、行方不明者を1200人に上ると伝えられた。
翌日の日本政府会見で官房長官が「至急、緊急援助を行いたい」と発表するも、「現時点で援助は要らない」と、トルコ政府が遠慮をしたと報道があった。
ODAのように、貧困な国への援助はしてあげるべきだとは思うが、その援助がまともに国民へ届かない場合も過去多くあったし、トルコ共和国といえば国民7000万人でGDPが20兆円と歴史もある大国なのだから、同じ被災中の日本からの援助を断っても当然だろう。
それにしても、どれだけの被災規模なら援助を送り込み、どれだけの被害が出れば緊急援助の対象となるのだろうか?
マグニチュード5程度で死者が10名未満なら、おそらく緊急援助は出さないのだろう。
日本の政府関係者らは、いつも「お人好し」を装って援助をしたがるのだが、結局は長年援助をして来た中国やロシアに恩を仇で返されてしまうのだから、日本の常識が世界に通用しないことも念頭においといて貰いたいものだ。
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