Diary 2008. 10
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10月2日 (木)  自民党完全敗退


次回の総選挙に向けて頑張っているのは政治家サイドだけではない。

一番躍起になっているのは、悪政治家たちと霞ヶ関や各都道府県、市町村区の悪役人たちだ。

民主党政権が出来てしまうまで、必死になって裏金、埋蔵金、天下り役人を「どう隠す」或いは「どうやって誤魔化し(見えないところへ移す)確保するか」の一点だ。

早くしないと、国民の財産や特別会計など(全額ではないが)の隠し資金の行方が分からなくなってしまう。


10月7日 (火)  げに恐ろしい


先日の老人介護施設で起こった事件は想像を絶する出来事だった。

世話をするはずの介護員が入院している高齢者らの「生爪」をはがして喜んでいたという。

当人は「ストレスのせいで」などとホザいているらしいが
「虐待」の原因を「ストレス」という言葉で片付けてほしくないのだ。

ストレスが溜まろうが溜まるまいが、
そのような虐待の出来る者は元来、持って生まれたものが出たのだと言える。
介護士という仮面に隠れていただけだ。

僕もストレスの代表的な病を患っているからこそ言いたい。
ストレスが「虐待」など犯罪の原因にはならない。
そんな奴は、生まれつき「性根」が悪く曲がっているから、そんな事が出来るのだ。

大切なのは、その「片鱗」を見抜くことだと思う。


10月8日 (水)  ノーベル賞は金メダル

1896年に出来たノーベル賞は、1901年のノーベル財団設立から、ノーベルダイナマイトの命日にあわせて毎年12月に受賞式が開かれる。
その時に受賞者は「金メダル」も授与される。
これで日本人の金メダルは5部門あわせて15個となった。
あとは69年に6部門目に追加された、ノーベル経済学賞の受賞だけだ。

おっ、また日本人のノーベル化学賞の受賞者出たそうだ。
これで金メダル16個となる(嬉)。

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10月16日 (木)  「よそはよそ、うちはうち」


同級生が新しい自転車を買ってもらうと「僕もほしいなぁ」とか、
近所の家族が旅行に出かけたりすると「いいなぁ」とか愚痴をこぼすと、親から
「友達が死んだらアンタも死ぬんか?よそはよそ、うちはうちや!」と
僕が子供の頃よく言われたものだ。

そりゃそうだ。
自分が持っていて人が持っていないものを数えれば山ほどある訳だから仕方がない。

スポーツの得意な友達から「お前んちは広くて羨ましいなぁ」と言われると
「俺だってもっと大金持ちの子供に産まれたかったよ」とか、今で言う「イチローみたいな素質を持って産まれたかった」とすぐ言い返していた。
(だからといって困ってる人を助けるなという訳ではない)

今回のアメリカの金融恐慌や、中国野菜の農薬問題も、いろいろと日本のメディアで取りあげられているが、難しいのは日本人の考え方を他国には押しつけられないし、理解出来ない部分も多いということだ。

以前にも述べたことだが、アメリカ人は計算は弱いのにカードや小切手で支払うことが多く、もめ事は銃をぶっ放す社会だから、先の見えないくらい未来のことは考えても、ちょっと先のことを考えるのは苦手な国民のようだ。
投資のライフスタイルばかり考えて、生産や加工を忘れている。

中国は人口の多さから、あまり人のことを構う生き方が出来にくいので、電車の掃除をした後のゴミをまとめて走ってる車内から野原に投げ捨てるような国だし、食品関連で働いてても農薬で誰かが死んだって「いい気味だ」くらいにしか思わない反乱分子も多い。

だから日本人は、よ〜く考えて国交をして行かないといけない。

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10月17日 (金)  ちょっとやり過ぎじゃないの?

おいおい橋本知事、
今回の幼稚園への虐待は、どういう経緯でこうなってしまったのか?

お金や行政側の都合じゃなく、橋本さんの意に反することに思えるが、もっと説明して貰わないと、恐ろしい行政代執行に見えるでぇ!


10月24日 (金)  温故知新

温故知新といっても別に「武士道を重んじろ」という訳ではないが、報道関係者の中にも、まるでモンスターペアレントのように自分の立場を弁(わきま)えず、過激な突っ込みをしてしまう輩が増えたようだ。

マスコミだけでなく我々日本人の美徳もやや失われつつあるのが、今回のコンニャクゼリーや給食でパンをの喉に詰め窒息してしまった悲しい出来事でわかる。

コンンニャク畑を全品回収させたり、学校側を責めたりと、あまりにも消費者や保護者の尻馬に乗る偏った報道だと思う。

餅やタコの足など、喉に詰まりやすい物は他にも多くあるので、それらはどうするのか?という気持ちになるような報道だ。

僕も小学生の頃は給食の早食い競争を大いにやった。
苦しくなって牛乳を飲んだらよけい窒息しそうになり、逆流して鼻から吹き出したこともある。

もしそれで僕が窒息死しても僕の親は「我が子が勝手にやったこと」と、先生を責めたりはしなかっただろう。

僕の子供がコンニャクゼリーで窒息死したとしても、先ずは自分の子の管理が出来てなかったことを後悔し、同様の事故が起きぬようマンナンライフには製品の形状の改善を促す程度に終わると思う。

注意を払いきれなかった「自己反省懺悔」の念が日本人には足らなくなって、自分の責任を他人に「擦り付ける」ような風潮が多くなっているのが恥ずかしいことだと判らなくなっているのではないか。

極端に言うと、もしこの人が海で遭難して亡くなったら、ヨットの製造者や海のせいにするのか?ということになる。

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10月26日 (日)  円高株安での損得は?


最初に解答すると損得は「ゼロ」である。
「世界同時株安で株価が暴落」「円高で輸出産業が大打撃」と報道されてるが、悪影響を受ける企業にぶら下がってない中小企業や株式投資をしない者にとっては影響がないのである。

要するに、輸出企業が困って解雇されたら円高で儲かるところへ再就職!
日本は輸入で生きている国だから円高を活かせ!
ということだ。

今まで大企業が独占してきたモノが減り、再び「寂れていた産業」が復活するチャンスではないか。

自分のやりたい仕事をしていたら、その仕事で評価が上がらなくても仕方なく、所得は少なくても辛くないはずだ。
しかし仕事を自分で「選べない」(または決められない)者は「やりがい」も少なく、仕事は辛いものだろうと思う。

「ぶら下がる」生き方はとっと辞めて、やりたいモノを見つけろ!
共同で手を併せて生きる道を選ぶのが一番幸せなのである。

(え、「簡単に言うな!」って? そりゃ申し訳ない。でも案外簡単です。)

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