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[#5]和田神社

和田神社

近年の写真(2006年10月撮影)下記の記事の写真は、1998年撮影


三石神社の北側の大きな鳥居がある神社が和田神社です。地元では和田宮(わだみや)と呼ばれています。毎年5月の例大祭にはだんじりが出ます。

和田神社

もとは、和田崎町(三菱重工業(構内)にありましたが、明治34年の造船所ドックの新設に伴い、現在地に移転しました(社記によると明治35年とされている)。

元々の和田神社のあったあたりは、古来から「蛭子の森」と呼ばれており 蛭子大神(いわゆるえべっさん)をまつっていました。のちに武庫川の堤防が決壊し、岡田宮の御神体が和田岬に流れ着いたのを一緒にまつったということです。

また、ここには平清盛が兵庫港の工事の際に勧請した弁財天もまつられています。

寛文2年(1662)に領主の尼崎藩主青山幸利(あおやまゆきとし)が本社を信仰し、社殿を造営、神社の景観が整ったといわれています。

和田神社の境内

境内には、兵庫の豪商で、兵庫運河の築造を計画した神田兵右衛門(こうだひょうえもん=初代神戸市会議長)の顕彰碑や、阪神淡路大震災で倒壊した 関西最大の石鳥居の一部が展示されています






兵庫県立神戸工業高等学校 情報技術科