昔は清盛の墓と信じられ、元々は、現在より南西11mの地点にありましたが、大正12年、市電松原線の道路拡張工事に伴い、現在地に移転しています。

当時地元市民から移転反対の陳情が行われたという事です。

移転の際の調査の結果、墳墓ではなく供養塔であることがわかっています。

ここは現在、県の重要文化財にも指定されています。

平清盛は、全盛期を神戸で過ごし、経が島築造の大事業を完成し、今日の神戸港の基礎とした功績は偉大です

いわば神戸の恩人ともいえる人なので移転反対の陳情などが行われたのでしょう。

ここも震災で大きな被害を受けましたが現在では復旧されています