10月1日 (土)  阪神電鉄VS村上ファンド

 先月27日、投資ファンド・村上ファンドが、タイガースの親会社、阪神電鉄の株式のうち26・67%を取得したことが明らかになった。村上ファンドは「純粋な投資目的」とコメントしているが、あれだけ取得したら経営に関与する意図があると見るのが普通。
 阪神電鉄の対応が気になるところだが、今のところ公には、村上側の出方を見守り特段の対策はしないとコメントしている。ニッポン放送VSホリエモン騒動で、事後の対抗策が裁判でことごとく棄却されたという前例もあり、下手に動くとよけいややこしくなるという判断もあるようだ。しかし、水面下で何らかの対応を検討しているフシも見える。
 タイガースの優勝騒ぎも終わった来週にも、村上側から何らかの要求や申し入れが出される可能性が高い。事態が展開し次第、続報を書き込む予定。