Diary 2005. 11
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11月2日 (水)  室蘭民報より

全日本フロアカーリング大会で室蘭勢が2連覇達成

 室蘭フロアカーリング協会(阿部清光会長)の佐藤菊男さん(63)、知子さん(62)夫妻=室蘭市知利別町=がこのほど、十勝管内新得町で開かれた第7回全日本フロアカーリング交流大会のダブルス部門で優勝。結婚生活35年の熟年夫婦パワーで昨年に続き同部門で室蘭勢2連覇を達成した。

 同部門には道内の32組がエントリー。佐藤夫妻チーム「はまなす」は予選リーグを全勝、9点先取の決勝トーナメントに進出した。「ターゲットにぶつけないよう慎重にいこう」と息の合ったプレーで、1回戦、準決勝と接戦を勝ち抜き、決勝では鵡川町の体育指導員ペアを下して初優勝を飾った。

 佐藤夫妻が競技を始めたのは3年前。パークゴルフ仲間の誘いで同協会の練習を見学に訪れたのがきっかけ。「試しにやってみたら、うまく滑らなくて負けたくなかった」。スキーやスケート、登山など「体を動かすのが大好き」な2人に火がついた。

 見かけによらずハードな競技で、知子さんは「集中力や体力を使う。試合ではのどがカラカラになります」という。菊男さんは「冬場に体を動かすには最適のスポーツ。仲間でにぎやかにできるのが楽しい」と、今では週に1度、欠かさず練習に参加する熱心さだ。

 「来年も予選通過が目標。もっと仲間を増やして一緒に優勝を目指したい」と菊男さん。知子さんと2人3脚で再度の表彰台を狙う。
【S男】



11月3日 (木)  ごまかされないように!

政府税制調査会(首相の諮問機関)が、2006年度税制改正議論で、現在10ある酒の課税上の分類を、「醸造酒」「蒸留酒」「その他」の抜本的に再編するための検討に入ることが明らかになった。原材料や製法により、「清酒」「ウイスキー類」などと細かく分類。税率も異なる現行の10種を、製法に基づいた3分類へ大幅に簡素化して、酒間の税率格差を縮小することを狙う。

当初は各分類の中で複数の税率を残すが、段階的にグループ内の税率一本化を目指す。
実現すれば、低税率が現在適用されているビール風アルコール飲料(現行の分類は主に「その他の雑酒」)は、製法で分類するとビールとともに「醸造酒」となる可能性があり、「第3のビール」は増税となり、ビールは減税となる。[Y新聞記者]



11月6日 (日)  よ〜く考えよう!(てつやの爆談放送より)

現在、景気の回復はどうなっているのか?専門家が、バブル期とよく比較して話しているのを耳にするが、あくまでバブルはバブルであって、その時期を外して比較しなければ本当の結果とは言えないだろう。
80数兆円の国家予算(一般会計)とは別に毎年400兆円近い特別会計が存在する国家の裏側を覗けば700兆円の国債も「簡単に返せるではないか」などと嘯く官僚や政治家たちも少なくない。
「地価が値上り始めた」「株価が上昇した」など、好景気に転ずる話題も増えているが、株価や土地のことは我々本来の生活に直接の影響を及ぼすには、まだまだ程遠い話しである。
実際問題、庶民の「稼ぎ」は公務員の60%に満たないし価格破壊の現況は止まっていない。米国牛の輸入が再会されて「吉野家の牛丼が再び290円に戻らないかなぁ」とか、世間はまだまだお金に飢えている。理由としては電化製品や自家用車、携帯電話などの贅沢品にもあるのだが。
IT関連、ブランド物産業の好景気に反して、食の小売業界などは、さっぱり伸び悩んでいる。自らが炊事を放棄して、出来あいの物を購入して食する中に、まずい物が多々存在するのは否めない。そのお陰で街中のゴミ箱には残飯の山が目につく次第である。
我々としても、これからは「使い捨て」を減らし、良いものを長く使い、美味しいものを安く自らの手で作り、あらゆる節制に努めてから「あ〜だこ〜だ」と言う国民に成長しなければ、真の好景気を迎えても、またバブルの如く消えてしまうに違いないだろう。(書記長)


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