3月1日 (月)  宣言解除で憂う人々

 少し前倒しで宣言解除された今日、悲しいかな巷でも既に第4波を気にしながら生きる人がいる。
 僕が思うには、元からちゃんと個人に感染対策が出来ていれば非常事態など出さなくても良かったと思うが、悲しいかな今も昔も人間はあまり進歩していない部分が多いのだろうという結果に。

 衣食住も進歩したと言うが、価格破壊を起こしたり、昨今のIT事業やスマホの利用価格を思えば、儲けすぎというのも否めない。

 衣類や電化製品は丈夫なものからペラッペラの安物に変わり、物を大事になどというのは何処吹く風といった感じだ。

 言うは易し…という言葉通り、テレビのコメンテータやSNSで至極まともなコメント(御託)を並べているが、いざ自分はとなるとそうでもない者があまりに多い。

 飲食店に出される1日6万円の協力金にしても妬みばかりで、その前後の苦労はそっち退けだ。
 確かにもう潰れそうなお店や雰囲気だけのお店もあるが、切磋琢磨して来たプロの料理人(あまり儲けすぎない)の腕がこれで無くなってしまうのではと危惧する。

 そのプロという言葉だけうたい文句でやってる店や、それ程でもないものを良さげに魅せて売る店はさっさと閉めて欲しいものだが、建前はグルメな人ほど能書きを並べ味に詳しくないことが多い。

 これは今に始まった事ではなく、大昔から人間はそのような流れで生きているが故に自分の五感を磨かず、他力本願の有頂天さが抜けないのだろう。

 さてさてこれから神様はどんな運命を描いてらっしゃるのか? 自分ではそれが一番の楽しみになっている。

 嗚呼、チャップリンの名言が響いてくる。