7月3日 (水)  避難勧告と指示

またまた台風のシーズンを待たずに大雨による災害が相次いで日本列島を襲っている。

上流の雨水が流れ込み河川の氾濫は起こるが、その溢れた泥水が何処へ流れて行くのかまでは予想がつかない。

もちろん低い場所へと流れて溜まっていくのだが、その他の地形や建物の建て方や溝の大小によって思わぬ方向へと流れて行くことが多いと分かった。

20年ほど前になるが、川の氾濫で店舗や自宅が1m以上浸水した。

店にいた母や妹や子供たちは階上へ逃れたものの、泥水ゆえに殆どの機材が動かなくなった。

命だけは免れたものの、その後の復旧には大変な労力と費用が嵩んだのを思い出す。

たった数メートル離れた建物は全く被害が無く、震災同様に、運命を分けるものが自然災害にはある。

数百メートル離れた川が溢れだしてから、たった数分の出来事だった。

躊躇してたら絶対に間に合わない。