6月15日 (土)  大阪は万博よりIR

今月末に大阪サミットが行われるせいか、最近は毎日そこかしこで「通行止めになる」と騒いでいる関西。
おかげで「開催期間は休日にします」とか逆に大忙しになるとかで、大阪を跨いでの通行が困難を余儀なくされる。
とはいえ数日のことなので、何とか前後に振り分けての遣り繰りはできる。

次に控えているのは万博だが、僕らが子供の頃に行った万博よりは入場者数など、ある程度賑わうだろうが大混雑までは行かないだろうと思っている。

それらに引き替えIRの誘致は完成すればほぼ永久的なもので、その後の問題も山積している。
複合型リゾート施設というが、その殆どがギャンブルのためのカジノで、周囲を見渡しても工業地帯ゆえに、海は汚れ空気は澱んでいるのが大阪の現状で、リゾートというにはほど遠いものがある。

人口の増加も無く収入も冷え込んだままの日本では、一時期IRが盛り上がっても結局どこかが落ち込んでいくのは簡単な道理としてわかること。犠牲になる地域、地区が増えるという訳だ。

大人から子供まで楽しめるというが、一体その大人は何歳が範囲なのだろうか?

幼児期0〜5歳、少年期6〜14歳、青年期15〜29歳、壮年期30〜44歳、中年期45〜64歳、高年期65歳以上といわれるが、ええ年の者がというようにこの考え方では高齢者が一番多い国になってしまうではないか。

寿命が延びた今は、青年期も壮年期も中年期もぐぐっと年齢の幅を広げなくてはならないと思う。

簡単に言うと中年は55歳から70歳くらいまで伸ばさないといけなくなったのではないか?