8月1日 (月)  なんてこったぁ

相模原市にある障害者支援施設で死傷者45人(死者19人)という前代未聞の大事件がおきたのは、奇しくも袴田さん(元死刑囚)のドキュメンタリー番組が放送された直後だった。

一方はあやふやな証拠で死刑判決を受け、48年間もの獄中生活を余儀なくされた物語。
もう一方の植松は、数多くの予兆を警察が察知できず大量殺人に至った事件だ。

社会的に強い立場にいるはずの警官や裁判官は、己たちの失態を認めようとしない。

医学会も同様で、「患者の個人情報だから」を隠れ蓑にして執拗に自分達の失態を隠滅するのは、まともな医者には大迷惑な話だ。

昨日また北の湖親方に次いで昭和の大横綱だった「千代の富士(九重親方)」が61歳という若さでこの世を去った。

すい臓ガンが原因という記事だが、術後の転移が直接の原因だという。

袴田さんのように再審という訳ではないが、医療や製薬の業界も「命を救う事業」を盾に、過去多くの医療ミスや試薬が原因で人の命が奪われているのも事実。

開示義務の法整備が待たれる。

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