7月1日 (水)  過去に無い出来事 「記録は更新されるもの」とはよく言ったものだが、「過去に類を見ない」という出来事もよく起きている。 その中には良いことも悪いこともある。 インターネットなどの開発で、こうやって自分勝手に発信出来たり通信出来たり、言葉の対話から文字や映像の対話も多くなった。 おかげで情報量が膨大になり、自分で精査する能力を養わなければならない。 先日起きた、新幹線の中で油に火をつけた70代の男が焼身自殺した事件も「前代未聞」というが、「新幹線で」というのが初めてで、焼身自殺も新幹線の事件も起きている。 いわゆる無理からくっ付けて作った前代未聞だ。 姿形は変われど、人の欲望というものはあまり変わらず、だいたいの事は人口に比例して起きているように思える。 新しくなり過ぎると懐かしさを求め、古くなると新しさを求めるのだ。