4月7日 (火) 本当に豊かになる経済論理? 100円コンビニで260店舗の閉鎖をしたローソンが佐川急便と組んで事業を行う。 ローソンの駐車場に佐川のトラックを停めれる。消費者の便利さを考えての事業提携というが、消費者としてはヤマト運輸と競って配達料を下げているというより、宅配便の利益を佐川らが横取りに参入しただけに思う。 流通といっても、小物の宅配は郵便小包と宅急便だけでよく、佐川や西濃、日通など大きなトラックが狭い道に停めたり、スカスカの荷台で走る大型車が道路を占領するだけで交通混雑を招くのが実に迷惑な話で、本当に庶民のためを考えてるとは思えない。 次に、郵便局と楽天が手をんで郵便局に楽天のロッカー「はこぽす」といった私書箱のようなものを作るサービスが開始される。 (なぜ楽天だけなのか?郵政民営化の悪いところだ) ネット事業に疎い郵政と歴史が欲しい楽天とがマッチングしたみたいだが、「住所がバレずにいいですね」と経済優先のテレビ東京のコメンテータは言うので耳を疑ったが、住所がバレて困るのはストーカーに遭う人と、悪人だけ。 住所がバレないように生きるのが良い、みたいな錯覚に視聴者を陥らせるんじゃないと言いたい。 まさに経済と自分のことしか考えていないのが丸出しのコメントだ。 その他、「批判されても売れるユニクロ」というようなニュースもあるが、批判されるくらい売れている訳で、いくらなんでも嫌なものなら買わないだろう。 ユニクロが全国へ進出し出した頃、「UNIQLOって知ってる?衣類が安いよ」と、広告デザインと口コミで広まっていった。 中国製でも初めの頃はまだ質が良かったと思う。今は行ってもあまり買いたいものは無く、ヒートテックやエアリズムも、やはり日本製の方が高価だが保温も通気性も良い。 ブラック企業ではないにしろ、これ以上日本人の頬を札で張るような行為は辞めさせて欲しい。 「寄らば大樹の陰」とか「長いものに巻かれる」ような人生を送り続ける国民性にしたくないというのが僕の願い。 (画像は東洋ビジネスラインより引用) |