3月6日 (金)  公務員だけ参加できる合コン婚活

毎日新聞にこんな面白い記事が出ていた。

『鳥取市は5日、男性参加資格を公務員に限定して13日に開催予定だった婚活イベントを中止することを明らかにした。

毎日新聞の報道後、市内外から「職業差別だ」などの批判が相次いで寄せられたという。

イベントは市が民間会社などと共同で運営し、運営費の90%を補助する「婚活サポートセンター」が企画。定員は男女各30人で、男性側には市職員もいた。5日午後7時までに電話や電子メールで20件以上の批判が寄せられ、「税金で実施するのは許されない」「職業限定は人権侵害では」などの意見があったという。

センターは参加者が不安に思うことも考慮し、急きょ中止を決定した。市は「公務員限定に対する批判は想定していたが、職業差別とまでは考えていなかった。反省している」と釈明している。

参加予定者には事情を説明して謝罪する。職業限定のイベントは今後は実施しないという。』

これを読んでこう思った。

「補助金を使っての婚活イベントは今後も行なって何が悪い」と言っているが、まず補助金でというのが市民感情とかけ離れている。

ずっとこんな税金の使い道をしているので、企画した者は気づいてないし、寧ろムッとしているだろう。

謝罪は参加者へのみで納税者には一切謝らない。

中止にしたのは、ただただ事勿れ主義のせいで、「バレなきゃ良いんだ」
「公務員同士でないと収入の格差ができて困る」

ただそれだけの事ですが、鳥取だけではないと思います。

困ったもんですねぇ、公務員試験に受かっただけなのに。

昔とは、公僕になる向き不向きが逆になってるのかも知れません。