3月15日 (日)  儲かる?損する?何が?

●今年に金沢へ旅行したとき、景気が衰退気味の雰囲気は多く漂っていた。

今回の北陸新幹線開業に賭ける企業も多いだろう。

その甲斐あってか、昨日から石川や富山ではお客さま争奪戦が始まっている。

東京駅のリフォームでは、記念カードの発売で一騒動あったが、JR九州の開業やらで、旧国鉄は盛り上がっている。

(国鉄がJRに民営化してから、国へ残した借金はタバコ税からも支払われてるねんでー)


が、しかしやでぇ〜!

格差と国民の数が減少の一途を辿っている現在、結局盛り上がってもすぐ冷めてしまい、最後にはまた閑古鳥が鳴くだけやと分かってる。

ご当地の当事者は「最初の1年は持つが2年目からが問題だ」などと、至極当たり前のことを述べるけど、いつも言うてる通り、お金も一も無尽蔵に増えることなど無く、ただの「取り合い」を人は強いられているだけ。

発明や発展に伴い、過去に出来なかった「一定の願望」は達成するのだが、その裏では必ず「消滅するもの」が出来てしまう。

人は、それを念頭に生きて行かないと、欲は結局留まらず、他人を「蹴落とすしかない」ところまで行ってしまうのだ。

ビルゲイツなど、世界一の長者が数年のスパンで「変わる」ように、利権を持つリーダーが「替わる」だけで、その都度人の幸不幸が波打つように変化してるだけに気づく。

という訳で、結局は人の幸福はお金で買えず、幸福感を自身で育てることこそが、本当の幸せな人生を送れる者となる。