9月1日 (月)  よくある話と滅多にない話

9月に入ってもまるで「梅雨」が続いているような湿気の多い年だ。

昨日、お笑い芸人ダウンタウンの松本自身が「亡くなった父親のとの思い出?を語った」と今朝のテレビで伝えていた。

松本人志ほど有名人になるのは珍しいが、親兄弟と確執のある人生を送った者は多く、自分も相当の歳を重ねたせいか「ようある話や、親でもなんでも巧く利用せえ」と思った。

その一方で、「こんなことある?」と思ったのが、この夏の高校軟式野球全国大会で起きた、壮絶な延長試合記録だ。

準決勝まできて、50回という延長戦を重ねた両チームのエースが投げ続けた球数は、なんと1300を越えた。

軟式は硬式に比べて打球が飛ばない分、ゴロなどの処理は難しいのだが、ゲームに使う体力は同じで、一試合50回とか、その直後にダブルヘッダーで決勝戦というのは、いくら夏休み最終日といえ、並大抵ではないことだ。

硬式のようにボールが重くない分、投手の肩に掛かる負担は少ないが、アイシングパットを付けるわけでもなく、テレビ中継で全国に注目されるわけでもなく、淡々と試合日程をこなす姿はとても地味なのだが、これぞ軟式野球!といったところだろう。

ギネス記録だ。