12月1日 (月)  新世代へ突入


「どんな産業も30年以上栄え続けることはない」
そう言われたのは1984年頃、日本経済がバブル期を迎える直前だった。

当時の通産省の発表では、現在のIT関連事業のピークを2014年とした。
発表通り、ネットやスマホもピークを迎えている。

速さ、大きさ、デザインを各社が競ってるだけで、大手企業もパソコンや携帯から撤退する姿勢を見せ、結局アプリというソフトも出放題。ゲームくらいしか活用出来てないのが人間の限界を表している。

楽天市場もYahoo!ショッピングも陰りを見せ、IT長者となった各社も証券や金融へとシフトせざるを得ないのが現状だ。

確かに30年というのは人の世代が入れ替わる年期で、新世代の者からすると「飽き」や「「古さ」を感じるのだ。

すべてが巨大企業になるにつれ、格差が生まれても、政府は大企業を優遇するしかなくなり結局支持率は下がる。

そうなれば新世代の考え方も二手に別れ、「寄らば大樹の陰」を嫌う者が増え、長いものに巻かれず生きていく方を選ぶ。

アメリカのように、財布の中はクレジットカードだらけみたいなことは日本人には向かない。むしろ逆だ。

個人が小切手で支払いをするような国にはならないで欲しいという願いもある。

地球上ではお金が増えることも減ることもないが、人が増えて食料(量)に困ることはある。

インドのように、地球上の人口が増え、寿命が延びるのであれば、養殖に畜産、農業が必要になり、物が腐らないという「添加物」が不可欠になるだろう。