1月7日 (月)  2013年、日本はどうなる?


作年末から始まった自民党の安倍政権が国政を担う。

期待度60%と、国民は冷ややかながら「何政権でもいいから、もうどうにかしてくれ」と政治頼みの声はよく聞く。

円高も止まり、株価も俄かに上がっているが、景気回復にはまだまだ先は長く、日銀で紙幣を増刷しても国債を買わせ、銀行が貸し渋り、民間へ廻ってくるのは金利の付いた借金だけなのか。

公共事業費に100兆円規模の財政を投入し景気回復に勤めるらしいが、ゼネコンは良いとしても国民全体の底上げになるのかどうかは、「神のみぞ知る」という感覚で政府がいるような気もする。

「何とかせねば」から、「何とかなるだろう?」、「後は知らんが、アカン場合は責任を取って辞職する」といった、「腹を括るは辞めれば済む」になってしまっては困るのだ。

過去の税金の使い道は、どう使おうが殆どが「バラ撒き」になっている。

ザルの編み目が大きいか小さいかだけで、上から下へという手法に変わりない。

下から上へ吸い上げた税金や、刷り増したお金を有効利用する手段を、今は考えなければいけない。

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