8月7日 (火)  酷暑 食中毒

蒸し暑い梅雨のカビ胎児も大変だが、生鮮食品を扱う者は、この暑い時期が大変。

毎年夏には多くの食中毒者が出る。
(一番多いのは9月頃)

加熱したものを冷ますにも、この時期は一番時間や手間がかかり、追われた厨房を覗くと、菌が大繁殖していることが多い。

シュシュっとアルコールを巻いたりしてるが、アルコールで除菌なんざぁ、して良いとこと悪いとこの区別がついてない者も多く、「アルコールを巻け」「熱湯消毒をしろ」「冷凍しろ」と言う指導者に限って、本当の除菌、食中毒対策が出来ていないのが多い。

その他ダメ出しの例はこうだ

●手袋の着用を義務付けてる。
●人件費を削減し、少人数で作業をさせようとする。
●味見(全て)をしない、させない。
●ついエプロンや衣類で手を拭く。
●紙のもの(お札など)を触るとき口に指を持って行ってしまう。
(顔を触ってしまったら必ず手を洗え)
●手指に傷をしても「大丈夫」と我慢する。
●盛り付けに特にこだわる。
●店舗の飾りつけに特にこだわる。
●鼻が利かない。
(自分で理解して対処を知っている者は良い)
●袋や箱で買ってきたものを調理台にすぐ置く。
●汗っかきや汗を殆どかかない。
(自分で理解して対処を知っている者は良い)

挙げればまだまだ出てくるが、最低のところを知っておかないと、食中毒は起きてしまうのだ。