2月27日 (日)  三輪明神 大神神社

神戸の生田神社が縁で知り合った友人に逢うため、奈良の三輪神社へ行こうとカーナビを設定したところ、全く出て来ない。
カーナビは別メーカーの2台ともだ。

パソコンで「三輪神社」で検索すると出て来たのが「大神神社」だった。
しかも「大和国一宮、三輪明神」と前に付く。

さっそくカーナビに「おおがみじんじゃ」「みわみょうじん」で入れたがまたまた出て来ない。

仕方がないので電話番号をナビに入れると「大神神社」奈良県で出て来たのでそのまま現地へ向かった。


奈良県桜井市にある大神神社(通称三輪大社)は本殿(神殿)を持たず、その後ろに聳(そび)える三輪山を神体としている故、4時間を有する登山が控えていた。

その日は午後からだったので時間もなく、三輪山へは参らず大きな敷地内にある「湧き水を飲んで病を治す」といわれる「狹井(さい)神社」へ参り、その御神水を飲んだ。

大きな石にボタン式の蛇口を取り付けた湧き水を、ペットボトルなどで汲みに来ている参拝客も多かったが、味は少し酸味のある軟水のような感じで、美味しい水ではなかった。


それよりも何よりも嬉しかったのは、友人の森昭二さんが変わらず神社の彌宣(ねぎ)をしている姿を見られたことだった。

森さんは外国語が堪能で、生田神社時代も、僕が連れたドイツ人映画監督らにドイツ語で対応してくれたほどだ。

森さんに尋ねて分かったのは「大神神社」の大神は「おおみわ」と読むので、三輪(みわ)神社と勘違いしやすいということだった。


(画像は、当日スペイン人女性客をスペイン語で案内する森さん)

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