1月1日 (土)  「天知る地知る神を知る」

雑学や常識の中に、「今まで知らなかった」ということが、毎年必ずいくつか見つかる。

当たり前なのだろうが、毎回それに出くわす度に「喜びと恥ずかしさ」が頭の中で連呼するものだ。

「天知る地知る神を知る」という、長年自分が心の座右の銘として持っていた諺(ことわざ)も、今朝になって初めて間違えていたことに気付いた。

(意味は合っていたが)
「天知る地知る我知る子知る」
「天知る神知る我知る子知る」
「天知る地知る我知る人知る」
などと種々あり、「四知(しち」と言われるというのも知らなかった。

全くそれは、何歳になっても「目から鱗が落ちる」瞬間で、
「毎日は新しく人は死ぬまで勉強するもの」という先人の教えも、改めて大正論だと確認した元日だった。