3月7日 (日)  神戸奇行?


今年で第6回を数える「六甲山氷の祭典」(ガーデンテラス)が開催れた。

数メートル四方の巨大な氷から、専門の彫刻家たちに切り出される見事なまでの作品が立ち並び、会場の六甲山ガーデンテラスに展示されている。

観光客が相手のホテルや事業者や団体が、更なる六甲山の賑わいを求めて公的機関と手を組み盛り上げようと始まった企画だ。

僕は第2回目に行ったことがあるが、当時から六甲山の気温の変化が災いしてか予測が出来なかったのかは定かでないが、せっかくの作品が開催中に溶け出してしまうといった状態が続いているという。

第2回は二日目から「中止」で、入場料は無料にするという異例の運びとなった。
(飲食ブースは有料)

そのために、今年の開催でも作品は開催終了を待たず、展示台に新しく作った氷像が飾られるといった事態が余儀なくされている。

そこまでして続けなければいけないものなのか疑問はのこるが、主催者側の「意地と維持」のために行っているのだろう。

公的機関の補助か助成もあり、失敗した際のイベント保険なるものがあるからやっているのかも知れないが、それならそうと企画を変更して、氷の彫刻を作る全ての行程を観客に見て貰う方向へ変えたらどうだろう?と思う。

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