5月30日 (土)  口が上手すぎる!

党の収入のために、決して腹を割らずに付き合っているとも思える自民公明連立与党の議員たち。

中でも、今朝の「サタずば」に出ていた高木、世耕の両議員は、饒舌(じょうぜつ)を上回る弁が巧みな論客だ。

簡単に言うと「口が上手すぎる」二人である。

司会のみのさんとか記者の岩見さんや民主共産の野党議員たちに揚げ足を取られぬよう、気を配りながらも堂々とした態度で「間違いだらけの補正予算」を、さも正しいかのように雄弁に語っていたのが印象的だった。

毎度のことだが、世耕弘成議員の口の巧さには、竹中平蔵氏を彷彿とさせるものがある。

しかし、周りの出演者だけでなくテレビの前の我々視聴者も、今回の補正予算の釈明には開いた口が塞がらないほどの「お間抜け振り」に見えた。

普通に聞いていると「素晴らしい与党の政策」みたいに聞こえるのだが、ちょっとだけ気を入れて聞いてみると、「そんな無茶な」と誰もが気付くほど、方向のズレた内容だった。

何故そんなにまでして、役人の天下りや悪巧みに荷担するのだろうか?

やっぱりどう考えても、今までの議員は「私腹を肥やす」者たちの集まりにしか思えない。

我々一般国民の中にもそういった者は多く居るのだが、議員や役人は限界を超えている。

NOVAの社長やグッドウィルの会長やヒューザーの社長、その他多くの、世間を賑わして捕まっている代表たちと、何ら変わらない気がするほどだ。

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