4月16日 (木)  可哀想な「漢字検定」のおっちゃん


今回の漢字検定の「儲け過ぎ」報道で、NPO法人のイメージが悪く報じられたので、NPO法人を外そうかなと思った団体は多いだろう。

確かに漢字検定は、不要と思える下請け会社を設立したり、親子で代表になって自己所得を肥やすなど、やり過ぎた面もあるが、もっと国民が楽しめない公益法人は腐るほどあり、しかも政府(国)や地方自治体から税金を出費
し、赤字にも関わらず補填し続けているではないか。

漢字検定を擁護する訳ではないが、国民に迷惑をかけまくる公益法人や、社会保険庁を始めとする国の滅茶苦茶な機関は責任を取らされないことの方が多いのだ。

漢字検定の会長は「国民の国語の勉強のために」と言いながら暮らしに不必要な難しすぎる漢字を出し続けるのも「公益」と言うのなら、行き過ぎは良くない。
しかし、その検定にわざわざお金を払って群がる国民も国民だと思う。
このまま行くと、またもや「漢字格差」なるものが生まれてしまうのでは?

それより何より、漢字検定ばかり責め立てるマスコミのトップや各タレント報道司会者たちの年収の方が、取りすぎてるんじゃないの?