2月12日 (木)  マンガもユニセックス時代


最近テレビの深夜番組に「アニメ」が増えている。
何年も前からラジオ関西では、声優などを絡めた、アニメラジオ番組が深夜で全国ネットになるなど、現在のアニメには根強いファン層が増えているようだが、アニメと言っても深夜放送なので、どうやら子ども達が見ている訳では無さそうだ。

スポーツマンガのキャプテン翼が、現在のサッカー世界代表選手たちを虜にしたように、日本のアニメが海外へ流出し大きな評価と影響を及ぼしているのは言うまでもない。

僕も子どもの頃はアニメやマンガが大好きで、挿入歌など当時を思い出して歌うこともあるくらいだが、ガンダム辺りからは殆ど見たことが無い。

しかし、そのガンダムやエヴァンゲリオン世代からアニメは大きく変わった。

秋葉原や日本橋で、アニメ声優(主に女性)がイベントに参加をすると、多くの成人男性が集まる。
その彼らが、今のアニメを支えているのだろう。

「子どものまま大人になった」と表現すればいいのか、趣味が「突起している」と言えばいいのかは分からないが、アダルトではないドラマ仕立てで成人向けのアニメの手法や画法は、昔の少年少女向けマンガほど絵に差は無く、性別が中性っぽいキャラクターが登場人物に多い。

日本人特有の、「男性は青や黒」「女性は赤やピンク」といった色分けが、衣料業界やその他に無くなってきたように、性的な感覚が今と昔では違ってきた。

よって、今のアニメには、またまた「新分野」といえるものが現れたのだと思う。

そういえば人間のアイドルたちもそうだ。