1月23日 (金)  ゴミ出しでわかる生活基準


 ゴミの分別は、まだまだ全国で統一されてない。
 けれど「燃えるゴミ」(可燃ゴミ、生ゴミ)の方は、だいたいの自治体で以前から月木か火金の「週二回」の収集が決まっている。

 ゴミ出しを「誰がするのしないの」でその家の違いがあり、舛添さんが大臣に任命されるってことでマスコミに囲まれたとき、たまたま持っていた生ゴミを「ゴミ出しは僕の担当ですよ」と言っている姿が全国で放送された。
 
 「男尊女卑」という習わしだけが残っていた日本では「一家の主がゴミ出しなんてやらない」という勝手な説があったが、それはゴミを出す暇もないほど、一家を支えるために働いてる主だけに言えることで、実際はゴミ出しなんてその時に一番向いている家族の誰かが出せばいいのだ。(現在ほとんどのまともな家庭がそうなっている)。
 「うちのゴミ当番は僕ですよ」なんて苦笑する「殿方」をたまに見かけるが、その人はどこか「嫁の尻に敷かれてる風」の昔の体裁が残っているからで、そんな話、今では逆に滑稽に見えてしまう。

 話を戻すと週二回の収集日には、一週間が7日なので、生ゴミを4日置いてる日と3日しか置かない日が出て来る。
 当然4日間置いている方がゴミの量が多くなりそうなものだが、いろいろ聞いてみるとそうでもないことが分かった。
 
 それは「外食の多い家庭」「スーパーでの買い物が多い家庭」「あまり分別しない家庭」によって違いがあり、さらに多くの家庭は土日が休みだが、土日に仕事が多い家庭ではその逆になる。
 平均、月曜火曜のゴミを多く出すのは土日休でスーパーの買い物が多い家庭。
 平均、木曜金曜に生ゴミが多く出る家庭は平日休で外食が多いという結果が出た。

 誰がゴミを出すか、いつ多く出すかでその家庭の環境が、自然に少しだけ出るものだ。