9月2日 (火)  増幅と簡略

とかく現代は「あーだこーだ」と言ってるうちに、何が何だか分からなく成りがちなのだが、その反対に「コレしかない!」と一本調子な考え方も、あまりに短絡で勘違いが起こすことが多い。

昨日は福田首相が総理を辞めますって記者会見に緊急ニュースが始まり、見ていた番組が途切れた。
新聞は号外まで出した。

福田首相に反映される今の日本人気質。
小泉純一郎の「これしかない!」という強引さに引かれ、あんまり分からなまま指示してしまうのも、これまた日本人気質だ。

大物政治家?の二世議員はやっぱりケツを割るか突っ走るかのどっちかで、成り上がり議員は品が無く、冷静な理論派議員は何を言ってるかよく分からない。

これからの日本を引っ張って行けるのは、「情だけに絆(ほだ)されない人情派議員」が良いのだ!

そももそも自民党総裁選で
福田康雄に入れたのは誰がどんな理由で投じたのか?
安倍晋三のときは?
小泉純一郎のときは?
今度の麻生太郎へは誰が投じるのだろう?

自民も民主も公明も、地方自治の議員も、官僚(公僕)も、大半が自分の保身保全にまわる輩が多いのが、我々国民の一番の悩みの種なのだ。