9月1日 (月)  プラズマと液晶の比較

2011年7月から全局テレビ放送がデジタル(地デジ)になる。
今使っているテレビは、地デジ用チューナーをつけないとテレビを見ることが出来ないのだ。

各家電メーカーは、この機会を狙ってテレビごと買い換えてもらおうと、プラズマや液晶のテレビ販売合戦が行われている(もちろん地デジ対応)。

これで衛星放送と地上デジタル放送の2つになり、その中に一際鮮明に映るハイビジョン放送が含まれる。
「ハイビジョンがフルハイビジョンで見れる」などという広告を販売店が流しているが、フルでもフルでなくともそんなには変わらないのが事実で、むしろ液晶か?プラズマか?ということと、どのメーカーの製品であるかが重要なポイントだ。

現在のブラウン管テレビと同じような感覚で見られるプラズマは37型以上の大型しか作られていないので、その他は全て液晶画面ということになる。
そこで!気がついてる方も多いと思うが、プラズマと液晶の比較をしてみよう。

長時間見ても眼が疲れにくいのは液晶だが、映りがベタッと平坦で奥行きがなく、暗いシーンや上下の角度を変えると黒っぽい部分がほとんど潰れて見えなくなるのが欠点だ。
しかも、倍速液晶だろうが何だろうが、動きの早い映像には微妙なズレが残って見づらい。

一方、プラズマの方は37型以上と、大型しかなく、ブラウン管と同じで反射(映り込み)がある。
(それはガラスだから最初が特にピカピカなので、使ってるうちに多少汚れて反射しなくはなるが)

液晶テレビの画面に「もっとキレイに映るシート」というのが販売されているが、それを張ってしまうと残念ながら液晶とプラズマの見にくさが合体してしまうので、あまりお勧めではない。

総合でいうと、離れてもいいのならプラズマがお勧めで、近くで見るなら20型クラスの液晶がお勧めという結果になる。

テレビっ子の僕が一番欲しいのは、26〜32型のプラズマだ。
しかも2画面対応のダブルチューナーで、本体に録画が出来るタイプが良い。
東芝の製品が一番近いのだが、残念なことに液晶しか出ていない。
「東芝さん、小型のプラズマ作ってよ!」

(アクオス、ビエラ、ウー、ブラビアなど各メーカーのブランドや映り具合の違いは、親切で丁寧で良識のある店員さんのいる家電ショップで確認した方がよいと思う)

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