8月23日 (土)  オリンピックが語る

先進国の「たてまえ」が現実化へ!

「世界中が平和に」と今の日本政府は公言する。
世界中から自由を求めて集い、建国200年で世界トップの大国になったアメリカも、南北戦争や有色人種差別、奴隷制度問題を乗り越えて「世界中を自由と平和の国へ導く」と唱えている。
(数年前までは戦争で殺し合いをしていたし、今でも意に反するものは「許さない」といった姿勢ではあるが) 

今回の北京オリンピックは、過去最高の参加国数で、メダルを獲得した国の数も今回が最高の100カ国近くになりそうだ。

メダルの数も世界各地へ行き渡り出したように、優雅な暮らしを経済大国が独占する時代を終わらせなければいけないと思う。

財を成した者同士が「優越」に金銭を利用するのではなく、最も貧困な層へ流用することを「当然」とした理念を持つ人間を増やさなければいけないのだ。

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