7月26日 (土)  ルパン三世

2008年の新作として金曜ロードショウーで放送されたルパン三世を久しぶりに観た。
テレビ放送のシリーズしか好きではないので宮崎駿などの作品は悲しいの一言に尽きる。
中でも声優の山田康夫が亡くなってルパンを栗田貫一が努めるようになり、ますます初期のルパン三世とかけ離れていった。
(栗貫は一所懸命にやってくれているのは嬉しいが、似せて作るならいっそのこと全国公募で選出したほうがソックリな者がいるのでは?と思う)

しかし今回の放映を観てもっとショックだったのが、各声優の老齢化に伴う声のハリと艶の無さが一番残念に聞こえる。

銭形警部の納谷悟朗は全く元気が無く、しかも入れ歯の調子かなんだか分からんが喋ると空気がもれもれで、いかにも「お爺さん」といった感じだ。
お爺さんといえば、僕の大好きな次元役の小林清志も歯切れが悪く、スローで喋る口元がおぼつかないのが可哀想にまで思えるほど。
早撃ちの名手が息切れしそうな声で喋るのは本当に残念だ。

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